ポルトガルの窯はあいつで動いている
今回のカギを握る謎の女性と接触。 「誰にもつけられてないでしょうね」 容赦なく迫りくる巨大窯。 発酵の進んだ生地。 「すごいプレッシャーだ!」 「これをお願い!」 女性に託された、謎の物質”P” ...
今回のカギを握る謎の女性と接触。 「誰にもつけられてないでしょうね」 容赦なく迫りくる巨大窯。 発酵の進んだ生地。 「すごいプレッシャーだ!」 「これをお願い!」 女性に託された、謎の物質”P” ...
ベルリンから飛んで、今ポルトガルに来ております。 ずっとこの国に来たかったのです。 日本のパン文化を考えると、ここに来なくてはならないのです! なぜならここは、 海に囲まれお魚大好き国家。 気候も温かで似てる。 食は気候...
ベルギー・ブリュッセルの薪窯。 この辺りはフランス語圏だからか、窯もフランス風。 このパン屋さんの窯は大きかった。 そして、10時頃行った時は、 もう製造は終わっていた。 一発でどかんと焼くのかな。 郊外なのに、 車が次...
ベルギーのブリュッセルに来ています。 昨日は深夜まで、パン屋の分際で、 欧州在住のジャーナリストお二人に話をきいた。 やはり、地震、福島、エネルギーの話になった。 ヨーロッパはチェルノブイリを経験しているから、 ここから...
『市民がつくった電力会社』 の著者、田口理穂さんに会いに、ブリュッセルへ行ってきます。 チェルノブイリ原発事故後、 原子力のない社会を目指して始まった電力素人数人の市民団体が、 大企業と戦いながらも、 上手に市民とメディ...
パリのマックス・ポワラーヌ/Max Poilâne。 ここのパンはやはり美味しい。 本家よりもこっちが乗っていると思う。 フランス語でメール書くのも、 石窯輸入計画のおかげで慣れたので、 ダメ元でメールしてみると、 意外...
【思い出シリーズ】 なんだかんだと更新怠り気味でございます。 もうだいぶん前12月23日のお話です。 サンピエール村の教会のコンサートに行った。 教会の中で歌をきいてる。 とても神聖な雰囲気だ。 空気が冷たく凛としている...
日本への石窯部品の輸入。 第1便の試験航海は2月15日に出航が決まりました。 部品屋さんとの交渉を重ね、運び屋さんと連絡をとり、 やっとこの日が来た。 出航ってワクワクします! この為にフランス語を習ったようなものですか...
久しぶりにパリに来ているわけですが、 最近治安が悪いという噂。 とりわけ地下鉄はヤバいというので注意していたら、 でました。 超いかつい顔して、 イスにどっかと座り、 足を組み、 ガムをにちゃにちゃ噛みながら一点集中で車...
先日、チーズを買っていまして、お姉さんにこれ200gください、 と言ったのです。 お姉さんが作業している間にチーズの写真とりたいな、 と思って、 写真とっていいですか? ときくと、 「いやいや写真なんて♡」 ととても恥ず...
「魔女の宅急便」にでてくるそのパイは、 家の中の薪窯を燃やして、 熾き火を奥へ押しやって、 そこで焼かれてましたね〜。 パイそのものというよりも、 その焼く過程がじつに美味しそうなシーンでした。 あのシーン観るだけでワイ...
パンデピス、この年末いろんなところで食べたけど、 一番美味しかったのは、 結局近所の出店で売っていたパンデピス。 最後に買いに行った時に、 「めちゃおいしかったっすよー!」 と言ったら、 「どーも、すみません!」 と言っ...
セルジュさんのパン作りに触れさせてもらって、 これでいいのだ! と思えた。 一見すると、 すごく手を抜いているように見える。 日本のパン屋さんが見るとビビると思う。 まず帽子なんてかぶらないし、 分割成形も適当に形を作る...
もうもうと黒い煙をたてながら、 石窯の中で薪が燃えている。 フランス西部、 人口140人の小さな村、サンピエール・シュル・エルブ。 [map address=”Saint-Pierre-sur-...
石窯フリークなら必見です。 フランス石窯映画の名作、 ファム・ド・ブーランジェ(La femme du boulanger、1938年) パン屋の妻が羊飼いに寝取られる。 というすごい話。 この映画、昔のパン作りが垣間見...
まず、全国の石窯ファンのみなさまに、 深くお詫び申し上げます。 今回ご紹介する薪窯は、 火が吹き出るグラの方式ではなく、(→こちらがそのグラの) 燃焼室とパンの焼き床が同じ方式。 この方式のパン屋はもうないよ〜、と知った...
10日、中国新聞朝刊にて、 フランス、石窯、のことを書いたコラムが掲載されます! ありがとうございます(正面へ礼)。 ありがとうございます(右へ礼)。 ありがとうございます(左へ礼)。 これも、皆様の暖かい声援および圧力...
大きく荘厳な教会の中。 まるで絵のような光景。 心地良い賛美歌。 香が焚かれ煙が立ちのぼり、 ステンドグラスから射す光を浮かび上がらせる。 ロウソクの明かりで照らされた司教の姿は、 かすんで見えて神々しい。 すべてをゆだ...
フランスの1月6日は、 ガレットデロワというタルトを食べる日です。 中に一つフェーブ(陶器のおもちゃ)が入っています。 みんなに切り分けてから、 さあ、王様はだーれだ!と。 それが当たった人が王様。 という、たぶんちょっ...
大晦日。夜8時頃。 サンピエール村の小学校横の公民館。 年越しパーティーが始まった。 大人達は、立ったままワイン持って、時々つまみをパクつき、 ワイワイ話しに興じている。 いつもながら座る前を長く過ごす。 アペリティフ(...
「男子志を立てて郷関を出ず」 というぐらい男の子に志と旅はつきもの。 ならばと私も大学生のとき、志を立てた。 それからいろんなところを旅し住んで、 いろんな正月を迎えた。 長野で旅館雪かきしつつ、 北海道で貧乏山ガイド修...
ノルマンディーに1週間行ってきました。 今まで見た中で最大です。 一気に200キロのパン生地が入ります。 うちの10倍。 しかも、 それが、 3窯ある。 半端ない世界を体験させてもらえました。 夜中までの作業。 楽しかっ...
今日、フランスのラジオで、 Kyoto,Kyoto, とよく耳にしました。 15年前です。 1997年12月の京都市。 そこで行われた、 第3回世界温暖化会議で、 世に”京都議定書”とよばれている、 約束が交わされたので...
影絵でキツネを作る。 お隣の夫婦喧嘩も、 商店街の賑わいも、 難しい政治とかも、 影絵のお芝居。 こっちには何もないよ。 だって、おれ影だもん。 と影絵のキツネが言う。 日が暮れるのが早くなり、 向かいの窓にも明かりが灯...
前回の「柿の回」を読んで頂いた皆様。 もうお気づきでしょう。 あれは今回の牡蠣の話への伏線であり、 おおいなるダジャレだったのです。 仕込に時間かかっております。 こちらに来てから、 牡蠣が激安なので、 食べまくっていま...
一句失礼して 柿くえば 鐘が鳴るなり 教会のね 今や、 日本で柿食べたところで、 めったに鐘なんてなりません。 が、 ここでは鐘がゴンゴンゴンゴン乱打されておりまして、 柿も売っているのです。 名前は「kaki」そのま...
パンデピス。 という菓子というかパンというか、 中間みたいなのがあるのです。 私けっこう好きなのです。前から。 ケバケバしてなくて、 どっしりとしていて。 日持ちもするし。 でも、 これだ! このパンデピスを再現できたら...
ナント市は人口たったの28万。 それでいて、 この町の活気は何なのだ。 個人経営の店が軒をつらね、 カフェや飲み屋が並ぶ。 いたるところに市がたち、 買い物客で本当にあふれている。 町が生々しくて、 生きている。 仕事の...
この週末、 ナントのパン屋夫妻と一緒に酒を飲むことができた。 クリスマスの市場でホットワインを飲みながら、立ち話。 その後、最近急増中のケバブを食べて、 彼らの家でチーズとパンつまみつつワインを飲んだ。 ナウなフランスを...
もう5年も前のことになりますでしょうか。 その登場があまりにもセンセーショナルであり、 一部には「過激すぎるからR18指定だ!」という声もあり、 世の中のなにやら大きな力によって、 一旦は忘れられてしまった理論。 20世...