スペイン巡礼フランス人の道0日目〜st jean pied de port 巡礼路を旅してパンを食べるのだ

今日の旅のパン↑
この辺りの地域では焼きの甘いバゲットがナウい

【2013年6月3日(月)st jean pied de portの食堂「CHEZ DEDE」にて】

今、スペイン巡礼の旅に出てます。
1000キロを40日で歩く旅。

最近では日本人もけっこう歩いているのだけど、
今回私は、「パン」に特化して歩く、
というクリスチャンの方が聞いたら怒ってしまうような旅をするのです。

スペインの田舎道を、小麦畑やぶどう畑を見ながら歩いて、
汗かいてゼーゼーいって、
地元の食堂に入ってワイン飲んで、パンを食べる。
こんなにパン屋にとって勉強になる旅がありましょうや。

さて、そんな旅のスタート地点のst jean pied de port/サンジャン ピエ ド ポー、
そこの定食屋に入って、
menu de pelerin/巡礼者定食を食べた。
前菜盛り(写真)とパスタ。
そしていつものように、しっかりとパンも出る!
そこで出てきたパンは、焼きの甘い(白い意味)目の詰まったバゲット。
軽い食感。

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数年前にもこの地域に旅に来た。
その時も、この焼きの甘いバゲットだった。懐かしい。
バゲットはこんな内層で、こんなクープ(切れ目)で、こんな色で、、、
というウンチクは、
現地の圧倒的な歴史と食文化の前では何の役にもたたない。

星付きの店に行くのも良いけど、

その正反対、
自然の中を歩いて、ああ〜のど乾いた、とただの水を飲む。
そして乾いたパンをかじる。
その美味しさも大切なのだ。

両極であっって、片方だけではダメで、
それでいて、両方に通じるものがあるのだ。

わかんないけど、きっと芸術なんかもそうなのだ。

あ、でも、自分は星付き行ったことないから、片手落ちだ。。
偉そうなこと言ってすみません。

 

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ー今日のパン旅ー
ホタテをなめんなよ、ということか

一緒のバスに乗ってきた巡礼者達についていくと、
巡礼事務所についた。
そこで手続き。意外に簡単。
そこでホタテの貝殻を2€寄付してもらった。
これは水戸黄門の印籠みたいなもので、
おれは巡礼者だぞ。という見じるしになって、
なんとなく皆に優しくしてもらえる、という使えるアイテムなのです。

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初日の巡礼者宿。
景色がとっても良いけれど、明日からの旅でなんか緊張して、コソコソしてしまう。

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川が町を貫いている。

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どの街にもパン屋はあります。
しっかりカンパーニュを買った。
商店でリンゴ、オレンジを、
ソーセージ屋でソーセージを買って、
明日からの出発に備えるのでした。

 


旅するパン屋マップ

st jean pied de port(サンジャン ピエ ド ポー)の焼きが甘いバゲットが食べれる食堂。「CHEZ DEDE」

フランスのパリから、st pierre des cor → Bordeau st jean → Bayonne まで電車。
そこからバスで→ st jean pied de port
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