くり
「石窯で焼く天然酵母パン-ドリアン」 栗をむく。 姿勢を正してもくもくと、 ただただ栗をむきつづけるのだ。 私はこういう仕事が好きだ。 頭の中は栗だらけ。 早くむくにはどうしたらいいか、新ワザを考える。 一...
「石窯で焼く天然酵母パン-ドリアン」 栗をむく。 姿勢を正してもくもくと、 ただただ栗をむきつづけるのだ。 私はこういう仕事が好きだ。 頭の中は栗だらけ。 早くむくにはどうしたらいいか、新ワザを考える。 一...
「いろんな◯◯◯で環境を考える-たきねる」 カッパを探しに行った。 お盆を遠くすぎた渓流は、 さすがに冷たく。 川にもぐり続けると、ふるえてくる。 たき火にあたりながらのカッパ探しとなった。 タニシや、ヤ...
雨だったので、カッパはすんなり諦めて(前日の日記より)、 比婆山へヒバゴンを探しにいった。 比婆山は知っている人少はないだろうけど、 伊邪那美命(イザナミノミコト)のお墓がある山なのだ。 この神様は、 日本を...
「カッパを捕まえにいこう!」 次の休みの日に、 甥っ子(中2)とカッパを捕まえに行く。 そう、これは、 夏休みの自由研究の手伝いなのだ。 あそこならいるはずだ!、と思っていたところがあるのだ。 三段...
ポワラーヌ、というフランスのパン屋さんを知ってますか? 世界一有名なパン屋、といわれています。 昔ながらの製法で、 イーストを使わず、 前日の残り生地を種にして仕込んで、 薪の石釜で焼く。 通販で買う...
お盆休みは山に登りまくってきた。 鳥取県の船上山はいいやまだ。 人がいないのがいい。 頂上で、寝袋に入って、タープにくるまる。 あっちの山陰から月が昇ってきた。 とっても明るかった。 闇夜に光る月...
モンゴルを馬旅で横断する。 という夢がずっっとあった。 いつか実現するように、 会う人みんなに言いふらしていた。 パン屋を始めて、 ここ1年モンゴルと離れ気味だったのだけど、 昨日友人からメールが来た。...
モンゴル遊牧民の写真写りはいい。 なぜだろう。 試しにこんなことをやってみるとモンゴル人の顔に近づける。 こう想像してみる。 馬に乗って、背筋をのばし、はるか彼方草原を行く羊の群を眺める。 その意気込みで鏡を見...
昔、この近所に餃子のうまい店があった。 私は今でもその餃子以上のものを食べたことがない。 ニラがたっぷり入ったその餃子は、 紙の箱に入っていて、 ネギがたっぷりかけてあった。 お店で食べたことはなかったけど、...
広島といえば牡蠣。 10月に京橋川ぞいに面白い牡蠣レストランができるのです。 広島人が待ち望んでいた、 おしゃれに牡蠣を食べられる店。 フランス流の食べ方ができるところなのです。 有名な「じごぜん牡蠣」...
石釜で焼くバケットを毎日試作している。 焼けども焼けども、 なかなかいいのはできない。 一日おきに、あそこを変え、ここを変え、 一気に変えると分かんなくなるから、 ちょっとずつ。 明日はいいのができるかな...
花火を見に行った。 ボーと見ていると、 今までに見た花火を思い出した。 迫力に、見終わる頃には1メートル後ずさっていた、 はじめての花火。 友達達とイカダでみた花火。 「はぐれるから」と手をつないだ、 はじ...
今日は宇品港の花火大会の日。 お弁当を作り、お茶も用意して、 楽しみにしていたら、 夕方になって突然の夕立が、 それが台風の様な恐ろしい降り方で、 まさに今、カミナリ雲に町ごと包まれた感じなのでした。 稲光りを久しぶりに...
環境教育をしている人が、 自然学校をしている人が、 マクロビオティックの先生が、 エコツアーの旅行会社が、 自然工法の建設会社が、 自然農法の実践者が、 山のガイドが、 伝統的な食の求道者が、 ベンツに乗ってしまえばいい...
粗食、菜食、マクロビオティックなどなどが、 だいぶん一般に広がって来た。 食への関心、自分の体への関心、その周りの環境への関心が、 かなり広がってきたのであろう。 でもしかし、 だからといって、 肉や油や糖が体に悪い、 ...
広島県と山口県の県境近くの十方山に登った。 そして久しぶりに一人で山の中で眠った。 私はあまり暗闇は得意ではない、 幽霊とかは見たことないけれど、 かなり恐がりな方だ。 だけに、 山の中でテントも使わず、 ゴロンと寝袋で...
豊かさって何だろう? 私はモンゴルに住んでいたとき、 いろんなところで肉を振る舞われ、 乳製品を食えと勧められ、 酒をまあまあ、と勧められ、 泊まっていけと、布団を敷いてもらった。 強引なまでの親切、 図々しいくらいの、...
今回で3回目となるパン屋のBar、「Dorian-Bar」は、 ちょっとセボンにワイン教室だった。 石窯パンやピザを食べつつ、ワインを飲みつつ、なかなかいい雰囲気なのでした。 講師の藤田さんは、フランスまでワイ...
パン屋の屋上でツバメを飼っていた。 桜は満開。 おりしも西から大きな低気圧が近づいて来て、 今にも嵐が来そうな風が吹く。 「あああ、これで桜も散っちゃうなあ」 という日に、 空からピヨは落ちてきた。 ハーブを植えようと買...
春、山の草木が一斉に葉や花をつけ始める。 でもこの草木の動きにも、 ちゃんと順序があるのだ。 最初に林床にある小さな花が咲き始める。 そして、少し高い木、 せいぜい人の背丈ぐらいの木が、花をつけ葉を開き始める。 その後、...
今日はお休みの日。 天気が良かったので、お店の同僚とおしゃれ探しに行った. そしてふと立ち寄ったアンティーク着物の「らぐたいむ」で、 着物を着させてもらった訳ですが、 着物はいい! 日本人だから当然なのだけれど、 でも日...
寝たのは午前4時だった。 それほど馬頭琴奏者ネルグイさんは魅力的だった。 現役の遊牧民。 草原に生まれ、幼少の頃、馬頭琴を自分で作り、耳で聴いた音楽を再現していくうちに、独学で演奏法を編み出した人だ。 だか...
休日。 モンゴルから来ているダリアと一緒に近所の山に登った。 標高566mの低い山だけど、 登山道は無く、 やぶの中を、かき分け、かき分け登ったので、 3時間ほどもかかりやっと頂上に着いたのは、 もう昼だっ...
最近ドリアンではスズメにパン屑をあげている。 スズメはかわいい。 ちょんちょんと飛び跳ねている。 餌をあげるのが遅れても、 先に来て待っている。 「ピヨ」という名を付けた。 何匹もいるけど全部「ピヨ」だ。 ...
ドリアンのお店でバーを開きました。 一夜だけのバーです。 照明はほとんど消してしまって、 ロウソクと、石窯の薪の灯りだけ。 ハード系のパンとワイン、 ちょっとピザやチーズ。 大きな木の机を少人数で囲み、...
今日、1週間ドリアンに滞在していた岡井さんが帰りました。 岡井さんは長野にある「シャロム・ヒュッテ」の石窯隊長。 ドリアンとは古い付き合いで、昨年は石窯作りにも加わってくれました. 今回は、おいしいナポリピザを教えてくれ...
昨日、パンにクープを入れていたら、勢い余ってざっくり指を切ってしまった。 今までに無いほど深く。 そうだ、こんな時こそあれを試す時だ、と瞬時に思い浮かんだのは、以前モンゴル人から教えてもらった秘伝の治療法。 切り傷を作っ...
「スローライフやスローフード、て言ってるけど、自分たちがそもそもスローに生きてないよなあ」 と仲間と話した。 今日、スローな生活をしている人は、というと、クイズハンターで成功し、八ヶ岳に住んで、悠々自適な生活を送る「柳...
今日は僕の住んでいる広島でも雪が積もった。 僕は雪遊びが大好きだ。 もちろんスキーも好きだし、 雪山でテント泊、というのもすてがたい。 雪を掘って雪洞で泊まったこともある。 スリルや、冒険心を満たすならそれでもいい。 ...
スローフードというのは、 つまりはこういうことではないか、 と思った。 それは、 作り手の顔が見える食べ物のこと。 もっといえば、 作り手の手のぬくもりが伝わる食べ物のこと。 ところで、 パン、というと...