月刊 石窯ファン(創刊号-フロイン堂)
全国1000万人の石窯マニアにおおくりする、 『月刊 石窯ファン』の創刊号は、 やはり石窯界の横綱を取材したい。 その思いから神戸の「フロイン堂」へ、 行ってまいりました。 ここの石窯は築60年以上。 神戸の老舗、フロ...
全国1000万人の石窯マニアにおおくりする、 『月刊 石窯ファン』の創刊号は、 やはり石窯界の横綱を取材したい。 その思いから神戸の「フロイン堂」へ、 行ってまいりました。 ここの石窯は築60年以上。 神戸の老舗、フロ...
行ってきました。 パンの町、神戸。 お目当ては、 石窯マニアの殿堂にして聖地。 あの「◯◯堂」 そこでは感動↑(矢印は心の浮き沈み) まさかの落胆↓ 驚きの出会い↑ 一抹の不安↓ 涙の結末...
ドリアンの隣りに寿司屋がある。 寿司を食べ、 熱燗を飲んで、 それから、そうですね〜、 あら炊きなどをたのんで、 ちびちびやると、 一人1500円ほどで、 幸せになれる。 そんな久寿司に、 人を連れ...
満月の夜。 笹の葉にたまった露は、 ウサギ達の飲むお酒になる。 と言われている。 月のきれいな昨晩、 いつもお世話になっているレストラン、 R.Gerant のお月見の宴に招待していただいた。 月を...
ドリアンが石窯でパンを焼くようになって、 2年半が経ちました。 やっと、 「なんだこのカチカチのパンは!」 というお叱りの声よりも、 「おいしいね!」 と言われる事が多くなってきました。 それは、 小学...
全国800万人の石窯ファン達へお届けする、 超マニアックな石窯レポートの数々。 創刊号------------...
美味しい食べ物や、 すばらしいモノやサービスを作っている人は、 かならず哲学を持っている。 たとえば、 ある人が作り上げた作品に、 なんとなく物語を感じてしまう瞬間がある。 それは、 その人の哲学が、...
5年前。 片言のモンゴル語も知らないで、 一人、 モンゴル、ウランバートル駅に着いた。 その1ヶ月後には、 日本から来た学生と、 モンゴルの学生達とをペアにして、 草原の遊牧民のゲルに送り込んで...
ドリアンでの親子喧嘩(2代目と3代目の)は、 お客さんの前でも平気でやるので、 懐かしのTVドラマ、 「あばれはっちゃく」の喧嘩シーンの様だ、 と昔をしのぶ人々のあいだで、 今やひそかな名物となっている。 ...
知られざる、 ドリアンの今年のキャッチフレーズは、 「no more プラスチック」 と、ちょっとデモっぽい。。。 今日は、植木まわりで、 「no more プラスチック!」 と一人叫びながら、 熱狂的...
個性というものは、 河原に転がっている、 小石のようなものだ。 個性を磨く、 ということは、 うまれ持った小石を、 やわらかい布で磨きつづけていく作業のことだ。 ざらざらの石を、 磨き続けてゆく...
ドリアンのパンを食べさせてくれる、 東京渋谷のSUZU CAFEに行った。 なんだか、 上京した息子に会いにいく、 母親のような心境で、 「なんだよ、母さん、こなくていいんだよっ!」 とひどいこと言われそ...
東京は歩きやすい。 人があまりにも多く、 一人一人を見ていられない。 言い換えると、 誰も僕の存在など気にしない。 もっと言い換えると、 僕は、 小麦粉の袋にまぎれ込んだ、 砂糖粒のように、 ...
「千里の道、万巻の書」 大学時代、 部活の後輩に教えてもらった言葉。 ためしに、 旅に出る。 自分がどんどんちっぽけになる。 世界はどんどん広ーくなる。 何でも細分化の、 この時代だからこそ、 その感...
今日、やけどをした。 熱々の鉄板を、 ギュッとつかみ、 グイッと引っぱったところ、 ジュッ、 という音とともに焼けてしまった。 でも、 こんなときでも、 「やけてないっすよ、、」 と小力風にあしらえるの...
氷が溶けはじめ、 アラスカのイヌイットは狩りができなくなった。 雨が減り、 モンゴルの遊牧民は家畜を養えなくなった。 温暖化は、 自然と隣り合って暮らしている人々を、 最初の犠牲にしてしまう。 その人...
広島三越デパートから、 「ただいま、完売です」 の電話が鳴りました。 おかげさまで、 今回の栗フェスタでも、 1週間の期間中、 多くのお客様にパンをお買い上げいただき、 「おいしいね!」 のお言葉をい...
石窯にマキをくべていると、 遠くで子ネコがないていた。 すててあった掃除機のコードを切って、 ネコの方に投げた。 ルアー釣りのように、 時には誘い、 時にはじらし、 そして待つ。 そう、 愛とは、信じ...
とにかく、手当たり次第、 いろんなものをミキサーにかけて、 ドロドロのぐちゃぐちゃに、 混ぜ合わせる。 それをさらに、 こし器と木べらで、 丁寧に丁寧に裏ごしして、 トロトロのペースト状にする。 さ...
石窯の前で、 火にあぶられていると、 暑さに鈍感になりそうだけど、 それは逆だ。 寒い地方のほうが、 寒さに関する言葉を多く持つように、 石窯職人の暑さに対する言葉も多く、鋭い。 「イヌが溶けるくらい暑...
先日、 お客様に合計13キロもの、 パン(ケーキ)を発送いたしました。 それらは今頃、 お客様と一緒に飛行機に乗り、 イギリスへ! もう着いているのかな〜。 なんと、 イギリスの方々へのお土産にして...
今日お店に、 うれしい方がパンを買いにきた。 (以下、回想シーンです) ーーーーーーーーーー そう、あれは2002年。 私、25歳の春。 場所はフランスのパリでした。 12カ国の代表が製パン技術の世...
いつもおいしいチーズを送っていただいている、 岡山の吉田牧場。 スタッフと一緒にカマンベールチーズを食べる。 「おいしいですね〜」 その後、 スタッフと一緒にドリアンのパンを食べる。 「あれ?うちのパン...
となりで働いているあの子や、 あちらで笑っているあの子が、 そんな素敵な恋愛をしているなんて、 想像できない。 誰もが映画のような恋を経験しているのだ。 でも周りの人は知らない。 知らないから、 その...
わざわざ、 薪を燃やして、パンを焼くのは、 わざわざ、 重い荷物を背負って、山に登るのと似ている。 わざわざ、わざわざ。 だから、 この二つはよく似合う。 ダブルソフトは似合わない。 という仮説を...
今、 小泉首相がモンゴルに行っている。 日本の首相という素性を隠しての、 4日間の草原遊牧民ホームステイ。 羊を追ったり、 牛の乳搾りの手伝いしたり、 馬に乗って、馬の群れを追ったり、 暑い中、水汲み...
この写真はまさに夏の色。 「お前らっ、くやしくないのか! 勝ちたくないのか!」 と、暑さにふてくされ気味の僕らに、 気合いを入れてくれるかのような鮮やかさだ。 思わず、 「オレ、、くやしいっす。勝ちたいっす!...
もう、焚き火が消えても気にならない。 山の中に身を置いて、 少しずつ夜を迎えると、 不思議とこわくない。 僕は「こっち側」に来たんだ、 と思える瞬間だ。 いい気持ちに、酒もはいった。 細い枝で作った...
時を経るほど、 あじわいを増していく。 モンゴルの草原で出会った年寄りたちは、 正しくしわを刻んだ、 深く大きく流れる河のような、 味わい深いおとな達だった。 自分も、そんな風に年を重ねていきたいものだ。...
今日の閉店間際、 以前ドリアンで2週間研修したことのある、 安達君が来た。 今は大芝水門の近くにある 「サ・ソン・ボン」 で、 中心となってパンを作っている。 「2時半から、17時まで仕事なんですよ〜。 明日...