モンゴル旅⑬ 草原の食べ物、ミルクと肉とときどき内臓
朝7時ごろ遊牧民ゲルに乳搾りをしに行った。 何度も行ったことあるのに、犬がワンワン来たので、アセンバイに追い払ってもらった。 そして、今日さばく山羊を選んだ。 年寄りで、歯が悪いやつ。 冬を越せずに死んじゃうから、と山羊...
朝7時ごろ遊牧民ゲルに乳搾りをしに行った。 何度も行ったことあるのに、犬がワンワン来たので、アセンバイに追い払ってもらった。 そして、今日さばく山羊を選んだ。 年寄りで、歯が悪いやつ。 冬を越せずに死んじゃうから、と山羊...
今は、遊牧の時代な気がする。 ーーー 朝からゲルで、経理仕事や振込やメール対応をしています。 便利な時代になったものだ。 ここ草原でもネットが繋がり、 携帯用ソーラーパネルがあれば、 電源にも困らない。 スマートフォンが...
朝↑ボールツォグ(小麦を練ったのを揚げた菓子。家庭でもよくつくって乳茶とこれで軽食とする)食べてスーテーツァイ(乳茶)を飲み穏やかな気分でいたら、 「山羊を締めるぞ!」 と牧民のジャナットさんに呼ばれる。 しかも、彼のし...
10時頃、 「メーー!!メーーー!!!」 山羊の悲鳴をきいて倉庫に行くと、 3本の足を結ばれた山羊が横たわっていた。 山羊の声はなんだか人間に似ていて、 悲痛な叫びに聞こえる。 バータルさんが、 山羊の結ばれてる足を解い...
朝食のパン。 ウルム(牛乳を沸かしてひしゃくでわーっと上からかけ流しつつ、冷まして表面にできた膜、ジューシーなバター)が食事パンに合う。 15年前の遊牧民さんのゲルに泊まった時の記憶。 カッチカッチになったパンを切って、...
15年ぶりのモンゴルに来て、 1週間が経った。 15年前、 僕は焦がれて焦がれて、 やっとのことでモンゴルに来た。 何にそこまで憧れたのか? 多分、 この草原での遊牧生活は、 ずっと昔からほとんど変わってない。 羊の毛で...
やっと、5年ぶりに馬乳酒作りができている。 とレポートしたばかりですが、 ここにきて中断しています。 それは雨! モンゴルに来て、雨が降らなかった日は無い。 それほど今年のモンゴルは雨続き。 梅雨みたいです。、 草が生え...
昨日の夜は凄い雨でした。 バヤンウルギーでも500世帯沈んでる。 朝食はウルム。 ジューシーなバターといったところ。 うまい!! 今日も馬旅に。 尻痛いです。 でも広い草原を走っていると瞑想のように何も考えなくなります。...
7月18日水曜日 草原は携帯の電波が繋がっている。。 どこから電波来てるんだ!! unitelのsimカードを買って、 繋げた。 技術が二段飛びで進歩してる感じ。 ーー ウランバートル市 ナライハ区 ーーー エベ 馬追い...
ウランバートルのホテル。 ツェツェンハンガイ ホテル(tsetsenkhangai hotel) で目覚める。 旅二日目。 まだ、移動距離や環境の変化に、魂が追いついてこない。 ウランバートルが変わりすぎててハラハラする...
20時45 モンゴルの首都ウランバートル。 空港について、ホテルに行く間。 もう街の雰囲気が違う。 変わってる!!! ビルが10倍ぐらい増えてて、 車が5倍くらい増えてる。 スーパーマーケットも10倍ぐらい増えている。 ...
予定していたこととはいえ、 後ろ髪を引かれる思いで広島をでた。 空港へは友達が車で送ってくれた。 車中、彼が被災地へボランティアに行った時の模様や感じたことを教えてくれた。 想像を超える被害。 まだまだ足りない人手。 僕...
僕にはずっとコンプレックスがあった。 「パン作りで弟子についたことがない。」 ものづくりの師と仰いでいる、竹鶴酒造の石川杜氏から、 ”弟子の構え” をとることの重要性をいつも教えてもらっていた。 師のやることから、口癖か...
15年ぶりに、モンゴルへ帰る! 25歳の時に行ったモンゴルは、 社会主義から→民主主義になって、まだ10年経ったばかりの頃でした。 到着してすぐに、 大学教師をしているという大男に、 「モンゴルが一番厳しい時に来てくれて...
売り手にとっては値段が高く、 買い手にとっては値段が安い。 そんなあんな夢こんな夢のような価格があったらいいのにな〜。 ドラえもーん。 と思いませんか? あるのです! それは、 コストパフォーマンス〜。 コスパです。 例...
2013年の3月。 スペインへ行きました。 僕は、限られた期間で初めての国に行く時には、ガイドさんを雇います。 地元に住んでいる人だからこそわかることが知りたい! 地元の人が食べてるものを食べたい! そして、パン屋に連れ...
2013年の2月ベルギー。 発酵マニアは押さえておくべきビール、ランビックの酒造所を訪れました。 ランビックは独特の酸味のあるビールです。 時に鉄の味すらする。ハードなやつです。 以前、広島でこんなことがありました。 ビ...
↑(だから僕はうどんを愛してます。うどんも師匠です。) 先日、テレビの取材の方が来られて、いろいろ話をしました。 一番その方に響いた言葉は、 「パン屋は日本のミニチュアだと思うんすよねー。」 というものだったらしいです。...
2月3日は何の日でしょう。 そう皆さんご存知の通り、 乳酸菌の日ですね^_^。 乳酸菌はこれからまだまだ注目されます。 そうなると節分とタイアップして、 鬼にカンパーニョをぶつけるなんてことも始まるかもしれませんね。
これは、自分たちが1年間住んでたフランス、ナントの市場。毎週土曜日に、開かれています。 牡蠣もキロ5ユーロ。自分で一個一個美味しそうなのを選んで、店員さんに渡すとはかりで量ってくれます。 ビニール袋にずっしりと、持つのが...
この人は妖精のような人だと思います。 十勝で麦や大豆を栽培されている、 中川さん。 初めて畑を訪ねたときの言葉の数々が忘れられない。 作物は空気が作ってくれますから。 広大な中川さんの畑は、 二分されていて、麦や大豆が育...
矛盾に聞こえるけど、 お店に通ってくれているお客さんの為にこそ、 開店日を減らさないといけない。 今、うちの店は、 週に2日、送り専用の日、 週に3日、地元で売る日。 これはフランスから帰った休業明けの時からの構想でした...
すみません!変換間違えました! さしもの、という日本の技術。 が正解です(^^) このように釘を使わずに木を組み合わせて箱などを作る技術を、さしもの、 と呼びます。 もともとは茶道で使う箱ものを作る技術ですが、「さしもの...
僕が一番たくさんパンを食べるのは、生牡蠣を食べる時です。 刺身に日本酒も好きです。 イカの塩からにはご飯です。 しかし、こと生牡蠣に関しては、日本男児の誇りがあっても、パンが合うのです。 どころか進みすぎるのです。 時に...
さて、そんな風に思ったわけです。 今日は、 わいわいと、仕事しました。 先週から研修が始まった、 パン職人歴18年のてっちゃん。 一昨日から見学に来てくれてる、 ルヴァン上田店の細入君。 一昨年、研修生だったフランス帰り...
先週の日曜日、 竹原の竹鶴酒造に見学に行きました。 石川杜氏を発酵の師とあおぎ、 年に一度の蔵見学をさせてもらってるのですが、 もはや、発酵の師を超えて、 生き方の師です。 今回も、 素晴らしいオヤジギャグをくらわせてい...
さて、昨年1月〜4月まで研修生として、 そして、夏からの薪窯作りをともに達成した、齋藤さんが年末でついに(卒業)旅立たれました。 齋藤さんの齋藤一族は、 リンゴ栽培でプロジェクトXに登場したことのある、X一...
昨年の1月〜4月、研修生をしていた中山くんが、 スペイン巡礼1000キロの旅をした。 [map address=”サンティアゴ・デ・コンポステーラ” width=”100%”...
僕が今一番注目している、ホットでナウなパン屋に行ってきた。 京都丹後にオープンした「弥栄窯」だ。 店主の太田くんは、 フランスを中心にヨーロッパの農家パン屋で住み込みを経験し帰国し、 築120年の茅葺屋根の古民家に移り住...
(『中国新聞』2007年6月28日掲載) 「自然や文化を守り、環境問題を解決したい」 このおもいに僕は20代を捧げ、今まで書いてきたように旅をしてきた。 それが今では旅をやめ、 環境とモンゴルの仕事も辞めて、 パンばっか...