全てを見ているカレンズとクルミ

カレンズとクルミのパン。

このパンに出会ったのは、大学生の頃。

天然酵母のパン。というものが出始めていた頃。
イーストを使わなくてもパンが作れるんだ!
という驚きがまだパン業界に衝撃を与えていました。

全国で探しても、まだ天然酵母でパンを作っているお店は数えるほどしかなくて、
東京のお店は行ってみて、通販できるところは送ってもらった。

一応カンパーニュは頼む。
とはいえ、貧乏大学生。
カンパーニュ買っても、そのまま食べるか、マーガリン塗るかくらい。
正直そんなに「おいしい!」と思うわけではない。

カレンズとクルミのパンは、
だいたいどこのお店でもラインナップに入っていた。

それは、本当に美味しいなと思った。

詰まり気味の生地と、強めの酸味と旨味と、
カレンズの甘酸っぱさと、クルミの渋みと香ばしさ、が絶妙だった。

自分でパン屋をはじめても、
生地が少々失敗気味でも、
カレンズとクルミは、いつも安定して美味しくなってくれた。

(意外に、ヨーロッパに行っても売っていない。というのも驚きですが。。)

そんな頼れるカレンズとクルミ。
ネット店で発売開始でございます。

https://derien.jp/product/385/