のんでも、のんでも、ノドがかわく。
走っても、走っても、たどり着けない。
休日、母と二人、
田舎へ墓参りに行った。
暑いくらいに晴れた空。
眼下に田んぼがひろがリ、
川が流れ、
向こうに山がみえた。
「よく、あの山でワラビをとってね〜。
池で泳いで、川で鍋を洗ってね〜。、
牧場でピクニックをしてね〜。
男の子と待ち合わせして行ったね〜。」
と母の楽しい思いで話を聞いて、
のどかな田園風景が浮かんだ、けど、
目の前の国道と、行き交う車に、
現実に戻された。
僕も泳いだ事のある川も、
もう水が流れていない。
田舎が変わるのは寂しい。
ちょうどその日、道路なんとか法案が、
決まったとか、決まりそうだとかラジオが言っていた。
どこかの知事が、
「田舎には道路が足りないんです」
と涙を浮かべて言っていたのを思い出す。
僕は足りていると思った。
のんでも、のんでもノドがかわき、
走っても、走ってもたどり着けない。
僕らの社会がなんとなくもっているこの思いは、
道路をつくっても、つくっても、
ぜんぜん潤わない。
年間、3万人が自殺する社会は、
豊かだと言えるだろうか。
この広島市民球場満員の人数は、
道路を作っても救えない。
豊かさ、
というもののヒントは、
母の思い出話の中にありそうだ。
そんな事を考えると、
うちのパンは、
どうも懐古主義になってしまいます。
豊かさを求めて。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
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道路が出来て便利になる=豊かになる・・・そうは思いません。
自然と共存して心が豊かになる方がずっと人間にとって良いと思います。
でも今の営利主義の社会ではそんなことお構いなしなんでしょうね。
悲しいことです。
だから私はドリアンさんのパンが大好きです。
食べてると心が温かくなる気がしますから。
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豊かってなんだろう?
人間は、もはや、潤うことができない、生き物になってしまたのではないでしょうか?
職人も、決してたどり着くことのできないゴールにむかって、走りつずけるでしょ?
今の、世の中の悪い所は、目に見えない、形のないお金がありすぎる!
全世界の人々、会社の数字上での資産と、現金、どっちが多いのでしょうね?
形のない、物を追い続けるから、決して潤わないのではないのでしょうか?
いつの時代から、昔はなぁ~って言い出したのでしょうね。
豊かってなんだろう・・・
生きていく為に必要な事意外、何も知らない、回りを見ないことなのかな
ぁ~。
究極、野生でしょ・・・。
いつも、美味しいパンをありがとうございます。
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豊か、
大野豊。。。
あの投球数、失点の少なさもそうだけど、
「もったいない」とかいう概念なく、
花を山から必要なだけ持ってきて食卓に飾る祖母が頭に浮かびました。
P.S.近々、夏至生まれの不思議な人が現われるかもです。
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ゾウアザラシさん>>
コンクリートの無い日本の風景を見てみたい、
と学生時代よく思ってました。
きれいなんだろうな〜。
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不思議くんさん>>
比べると、走り続けてしまいますよね〜。
昔モンゴルから帰って来た時、
沖縄の家についたら、
誰かが、「沖縄は給料すくないから生活できん」
と言っていたけど、
その家には物が溢れて表まで出てきていた。
というのを覚えていますよ〜。
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みやっちさん>>
カープが優勝したら、
当分豊かになれるとおもおいます。
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必要な生活道路はないと困るけど必要じゃない道路を作りすぎてると思いますよー。
村人が自分達で車一台通れるような道を作ってるのを見たら「なんでこういうとこに作ってあげないんだろ?」って思います。
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こゆきさん>>
地元を見ずに計画たててるのが、
切ないですよね。。
広島の奥地でも大規模林道が着々と伸びていっています。
ウィークデイは誰も通ってなくて、
怖いくらいです。