今日、オーストリア、雪降るウィーンに来ております。
これはいつも自分に言い聞かせていることですが、
自分がパン屋で可愛がってもらえてるのは、
決して、決して、
パン技術がすごいからとか、
店がすごくオシャレだからとか、
なんかセンスがいいからとか、
そういうことでないのは、
じゅうじゅう承知なのであります。
意識してか、せずにか、
私はパンに対して距離を置いています。
尊敬の念をもっていますが、
好き好き〜♡
という感じではありません。
米で充分とも思っています。
そういう条件のもとで、
パン作りを生業にしている人は少ないからです。
(これは自分が店を継いだ経緯に関係してます)
自分はどういうパンを焼くべきなのか。
売れるパンではなくて、
日本人はどういうパンを作るべきなのか、
考えるにはとても自由な身分です。
売れなかったら他の仕事に戻ります。
フリーです。
それを考える為には、
ウィーンのパン屋さんに何を見るか。
とても重要な気がしています。
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
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以前に田村さんが書かれていた
『自分を俯瞰から見る』と同じような印象を受けました。
〜じゃなきゃダメ!と捕われるのではなくて、
もっとフレキシブルに
自分は何故そうしたくて、
これからどうするべきなのか?
(田村さんの様に他国の文化を学び、敬意を払った上での話ですが…)
考えられるようになると、とっても自由ですよね!
仕事だけじゃなくて、それは生き方にも通じますよね。
いいモノが産まれそう!!
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パンが大好きな人がパン屋になるべきなのですが、本当は。
自分のように、そういうのと別のルートからパンを焼くことになった人もいます。
冷静に考えるのが、そんな人達の役割ですよね〜
そんな人にはそんな人の役割があって、