刺激的な世界から現実のウィーンへ

最近はパンは全然触っていなくて、
フランス語を真面目に勉強しています。
という名目で、キャンパスライフを満喫しております。
こんな機会はおそらく我が人生最後だろうと思われますので、
女子大生のいる、教室、学食、図書館、などにいるだけで贅沢です。

先日は、クラスでスペイン人チームが、
熱く今の景気の悪さをプレゼンしました。
50%を超える若者失業率。
大きなデモ。
そのプレゼンの後に、
ロジア人の女性が、
「それで何か変わったの?騒ぎを大きくしてるのはそのデモじゃないの?!」
とすごい勢いで発言。
教室はやんやと熱い討論の場に。
デモをやっても何もかわらない。
かもしれないけれど、
やってる国の方が活気があって清々しいな、と思ったのは私の感想。
高校野球で、アウトになるタイミングでも、
一生懸命に一塁へヘッドスライディングする感じです。
その姿勢がチームを変え、観客を感動させて、大逆転に繋がるのです。きっと。
(今年もカープに期待)
パンには全然関係ない事柄ですが、
今の自分にはあまりパンの製法とかレシピとかは興味ないので、
こんな事を学ぶ機会に恵まれて本当にラッキーです。
こういう経験の方が実はパン屋にも役立つのです。うまく説明はできませんが。(たぶん)
ですが、
そんな楽しく刺激的な学校を明日から1週間お休みして、
オーストリアはウィーンのパン屋さんで学んできます。
がんばります〜

おまけ、
仲良しの韓国出身ヒョンベーが、韓国と北朝鮮の間の争乱についてプレゼンしてるとこ。
彼は兵役を終えたばかりのスナイパーなのです。すごい〜
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」