パン屋とマクロビオティックの関係

　　
ドリアンは、
よくマクロビオティックのパン屋、
だと間違えられる。
僕は、
マクロビには友好的な視線を送り、
時々マクロビランチを食べたりしながらも、、、
特別な日には、
おもいっきり豪華に食べたいし、
右手に骨付き肉。
左手には酒の入った杯、というのもやってみたい。
誕生日には甘いケーキも食べるし、
寒い日には屋台のラーメンもすする。
沖縄に行ったら、
ラフテーとかソーキとか、
沖縄料理を食べたいし、
北海道に行けば、
サケをとってイクラをご飯にかけて、
シャクシャクっと食べたいし、
毛ガニも食べたい。絶対に食べたい！
インドに行ったら、
タンドールで焼いたチキンをつまみながら、
からうまーい、カレーを食べたいし、
モンゴルに行ったら、
さばいたばかりの羊肉や内蔵を塩茹でして、
手を油まみれにさせて貪りたい。
そして、広島では、
やっぱり近所のお好み焼きやで、
「おばちゃん、ソバの肉玉でねっ！」
と粋に頼みたいのであります。
そうっ、私は、
そんな美しいモザイク模様のような、　
色とりどりの食文化を熱く熱く、
愛してやまないのであります！！
ドリアンが大切にしているのは、
「ハレ」の食事（特別な時の食事）と、
「ケ」の食事（日常の食事）の区別。
我が愛する各地の食文化は、
長寿の沖縄であれ、遠くのアフリカであれ、
かならずこの２部構成となっているのであります。
身体だけでなく、心も豊かに暮らすには、
メリハリが必要なのですね。
パンは、日常食＝「ケ」の食事だから、
質素に、簡素に、控えめに、
だから、糖類も油類もひかえる方向になっているわけです。
　
「ケ」の食事を体系化したマクロビオティックと、
仲がいいのは、その為なのでありました。
　
　「石窯で焼く天然酵母パン-ドリアン」
　「モンゴルの草原で眠るような話」も更新してまーす。読んでもらえたらうれしいです。