東京タワーのノート

昨日今日と、渡辺さんに取材してもらいました。
渡辺さんのyoutubeは、パンフリーク必見です。)

そんな取材の中で、父に話を聞いてみようとなりまして、
自分も久しぶりに、父からパンの話を聞いたのです。

祖父の代からの職人”たかすかのおっちゃん”に、父が聞いた戦前のパン作りのことも。

●食パンは、のこり生地で発酵させていた。捏ねおけで捏ねて、2,3時間遊びに行って、帰ってきてパンチして、また遊びに行っていた。(良い時代です。)
窯もレンガで作ってあって、薪を燃やして、網の上に食パンを60本くらい並べて焼いていた。

●酒種を再現しようと、炊いた米とかなんとか(不明)を、窯の上に置いておいたけど、上手くいかなかったらしい。→酒種はスターターであって、今のレーズンと同じ考えで、最初の最初だけで、そんなに作ることはなかった。(残り生地、今で言うシェフ、ルヴァン、老麺、で膨らますから)だから、たかすかのおっちゃんも失敗した。

それから父が作っていた食パンの話も聞いたら、
「捏ねてすぐ分割して。。」
と、
え、それ、すごいじゃん。

「うん、タネすごい入れるからね」
え、それ、カンパーニュでも使えるじゃん。

と、なんかはじめて聞いた。。

それから家に帰ったら、本とノートをくれた。

1956年昭和31年発行の『Breads<製パン理論と実践>』荒井喜作 著
父が修業先でもらった本。
読んでみたら、現代の本より、論理的。
試してみようと思った。

そして、東京タワーが表紙のノート。
表紙に、1959年と書いてある。
まだ19才の父がつけてたパンノート。
キレイにレシピが書いてあった。(単位は匁!)

出来たばかりの東京タワーの下で、
若い父も、一生懸命やってたんだな。
て思いました。

自分も一生懸命やんないとな。

良い日でした。

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