スペイン巡礼38日目













Santiago-negreira
21km
7,11木
今日から西の海を目指して歩く。
少し人が減って静かに歩けるはずだ。
早朝にでて、サンティアゴの町を抜けて行く。
旧市街と、新しい街が、しっかり分けられている。
混ざることはない。
都市部もどこでも好き勝手にたてていいわけではなさそうで、ギュギュッと一カ所に固まっている。
しっかり設計されていて、自由では無いのだ。
今日のボカディージョ
クープのない平べったいバゲット。
好きなタイプ。
ちょっと茶色くてカンパーニュぽい生地。
ここまでずっと真っ白たったか、新鮮。茶色がかっているほうが、しっとり感は出やすい。
こういうパン日本人、好きだろうなー。フランスのパン食べてる場合ではないかも。
目はけっこう詰まっている。
たいたい、カフェには、コーヒーマシーンとオレンジ絞り機がある。
ブドウは、棚栽培が増えてした。
湿度が高い所はやっぱり棚か?
日本の光景に似て来た。
においと虫の声も似ている、
食堂を探して、おばちゃんに声をかける。
そしたら店の中までつれてってくれて、マスターに人数まで告げてくれた。優しいな。
パンは茶色くてしっとり。
やっぱり日本と気候が似て来たからだ。
といってもだいぶん乾燥してて涼しい。
今日の宿は待ちの中心から離れていてメチャあつい。
スイカが美味しかった。
歩いていると豆ができる。
弱い所が傷つきふくれて潰れていたい。
同じ所が何度もまめになり、いたむ。
でもそれになれる頃、皮ごあつくなり、まめもきずくとできなくなる。
自分のイヤなところでも傷つくが、傷つけることなく強くなることはない。