市場を見ればいいのだ


ナントの中心部では毎週土曜日に大きなマルシェがひらかれる。
やはり、市場はワクワクします。
売る人も買う人もいつものスーパーマーケットとは違って、
生な生活の匂いをプンプンさせています。
朝いちから多くの人が大きな買い物袋を持って車、電車、バスで集まってくるのです。

そんな市場をレポートするべく、
今回はスペシャルゲストとして、
インドネシア人のランガーさん(19才男)
メキシコ人のルイスさん(19才男)
をお招きして、
朝からくりだしたのでした。
二人は初マルシェです。
まず安さに大興奮のお二人。

ルイス「肉がスーパーの半額だよ!」

ランガー「野菜の安さが半端ねー!」
出だし好調です。
ニンジンの安さに飛びつき、キロ買いしたランガーさん。
数件先の店がどんどん叩き売りして驚きのプライスをたたき出したところに遭遇。
おそろしく後悔していました。
ラ「俺はなぜここで買わなかったんだ。なぜなんだ!」

さすがです。さっそく市場の醍醐味を押さえてくれました。

ブロッコリー大好きのルイスさん。
ル「これは茹でた後に、オリーブオイルとガーリックで、、、」
と楽しそうです。
うさぎを発見して、
ル「うさぎ食べたい〜!」とも。
でもランガーさんは、
ラ「なにそれ、食べれるの?」
とお国柄で好みもわかれます。
そうかと思うと、
ル「レモンはメキシコの方が安いな。これはまだ若すぎるからダメだ」
ラ「ミントはインドネシアだと庭に勝手に生えるから、買うのはやだ」
となかなかの市場勘を備えておりました。
どうやらその両国での市場は盛んなようであります。
この市場では、
アラブ系からアフリカ系、もちろん白人のお店もと、
いろんなお店が出ているので、
どんなニーズにも応えられます。
↓柿も売っている。ちなみに一箱3€。

フランスの面白さは、
古い伝統文化の上に、
新しい人種の流入で新しさもプラスしているところです。
売り物だけでなくて、人の顔も肌の色も本当に彩りゆたか。

市場に行けばその国が見える。
市場はその国の台所であります。
その国の食の豊かさひいては文化度まで見えてきてしまうのです。

と聞いた事のあるようなないような。
やはり市場は楽しいです。
なのでこのレポートも続きますよ。

二人ともありがと〜。暖かい国出身の二人は寒さで凍えておりました。。。
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真をアップしています!
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」