石窯フリークなら必見です。
フランス石窯映画の名作、
ファム・ド・ブーランジェ(La femme du boulanger、1938年)
パン屋の妻が羊飼いに寝取られる。
というすごい話。
この映画、昔のパン作りが垣間見れるのです。
特にファゴ(石窯の燃料。束ねた枝。)に注目。
(YOUTUBEに丸ごとアップされています。)
ーザックリ解説ーーー
32分:捏ね桶の中で寝ている間に、妻出ていく。羊飼いのもとへ行くのね。
34分:パンが焦げて大騒ぎ。妻がパン屋を起す役割だったのです。
54分:ファゴ登場。なぜかコネ桶へ投入!茫然自失のパン屋。悲しいシーン。
1:02分:パン屋やけ酒。
1:59分:再びファゴ登場。ちゃんと窯へ投入!
2:06分:夫婦でファゴに着火でハッピーエンド。涙。
いや〜、映画って、本当にいいもんですね。
セルジュさんの巨大石窯も、
燃料はこのファゴ(束ねた枝)です。
この方式の窯(焼き床で火燃やす)では、
みんなファゴみたい。
これは、剪定で得られる枝を束ねたものなので、
木を切り倒さなくてもいい。
考えてみると、とても自然な発想だ。
枝なんて、毎年サクサク伸びてくるから。
細いと炎が上がるから火加減もいいし。
炭が多く残らなくてグッド。
束ねるのは職人技らしいのですが、
日本にもあるのかな?
ほしいです。
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
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