仏蘭西という国


とても不思議な国である。
例えば、
この国には、煙突は保存すべし。
という決まりがある。
とても仕事が遅く、休みも多く、
食事も長く、話しも長く、
時に外国人に対して大柄なところもある国でもある。
公共交通機関であっても、
博物館であっても、
もちろん役所でも、
英語を使わないよう”努力”する国でもある。
一見すると不親切な国である。
でも本当にこれは不親切なのだろうか?
どの国の人も、自分の生まれ育った国を愛し生きて死んでいく。
それが人の人生ならば、
自分が死んだ後、
後世にもなるべく自分たちが愛した国の姿を残しておきたい。
と考えることは当然と言えるであろう。
もしかすると、
この国は、
この至極当然のことを非常にサラリと周りに鈍感に突き進めているだけなのかもしれない。
50年後100年後に、
私の生まれ育った国に、
同じように生を受ける人達が、
自分の生まれ育った国を愛し生きて死んでいけることができるだろうか、
とそんな事を自問しながら暮らすなら、
この国から学ぶことも多いのだと思える。

こちらの生活も落ち着いてきて、
ブログもしっかり書けそうなので、
前書きです。
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