ニシンのパイが焼けそうな石窯(Auberge paysanne)


「魔女の宅急便」にでてくるそのパイは、
家の中の薪窯を燃やして、
熾き火を奥へ押しやって、
そこで焼かれてましたね〜。
パイそのものというよりも、
その焼く過程がじつに美味しそうなシーンでした。
あのシーン観るだけでワイン一本空けられそうです。
そんなニシンの産地でもあるノルマンディー。
そこにある、このAuberge paysanneの薪窯。
これも家の中の暖炉横にさりげなくあるのです。
ああ、これだ!ああ、ジジだ!
と思わす雰囲気です。
私が手伝わせてもらったのはニシンのパイ作りではなかったけですが、
まず細い枝を縛ったファゴ(日本語で粗朶=そだ、て呼ぶ)を2束ほど入れて着火。
で、放ったらかし。
それが燃え尽きたら、窯はちょうど熱々、
まずは5キロほどの巨大なハムの塊、というか足一本を焼きました。
ハムが焼けたら、
それを切って、野菜と一緒にタジン鍋に入れ、窯に投入。
2時間ほどじーくりと焼いて、
この日50名のオーベルジュのお客さまのメイン料理となったのでした。
石窯の料理もいいですね〜。
黒いネコも欲しいです。募集中。
facebookページにこの石窯やハムの写真もあります。是非みてください!!
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」