国産有機栽培麦>国産減農薬麦>国産麦→安く
というのが今のドリアンの鉄の掟=ルールです。
国産有機がある麦は優先的に使用。(小麦は転換期間中を含め全て北海道産有機栽培を使用しています)
国産有機がない場合は国産減農薬を使用。(エポートル=スペルト小麦は滋賀県産減農薬栽培を使用しています。)
国産減農薬もない場合は国産を使用。(ライ麦は北海道産を使用)
国産がない場合は、、作りません。
有機や減農薬のものを発見できたら、順次それに切り替えていきます。
そして何よりも、
それを毎日食べれる安さで!
ぜひ、今食べているカンパーニュが有ったら、
重さを計ってグラムあたりの値段を出して比べてみてください。
ドリアンのカンパーニュは、
1000¥(税別)なので、
生地量で1000g(1¥/g)、焼成後で約850g(1.18¥/g)です。
国産の麦を食べないと、
その栽培は広がりません。
そんなこんなだから、
TPP参加は至極当然だと思っています。
外国産の安い麦を圧倒的に消費者が求めているからです。
いくら口で反対しても、
行動では賛成しているのが多数なのですから。涙。
たとえ外国産の有機の麦でも、遠い距離を輸送されて来る。
という事実を知ってください。
エネルギーの問題ももちろんですが、
それよりも、
輸送中にネズミ、虫のリスクがあり、
当然その対処をしている。
という大人ならわかる♡事情があることを知ってください。
小麦アレルギーが増えている。
なによりもパン職人に急増している。
ということを知ってください。
国産の麦を使っていて小麦アレルギーになった、
という職人に僕はまだ会ったことありません。
そして、なによりも、
僕はもともと小麦アレルギーだった。
ということもお伝えしておきます。
食べものを選ぶ、
ということは、
実は選挙に投票することよりも、
社会を変える力がある。
ということをなによりも知っていただきたいのです。
作り手も、買い手も。
食は、その国の根幹で、命です!
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
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