【パン】パンというと、お米と対立と思われる。
でも違うんです。
僕は36才の時にヨーロッパに住んで、
毎日パン食べ、パン文化に浸り、時々西洋女性に見とれ、
古い町並みを1000キロ歩き回って、
一旦、ヨーロッパ文化にギャフンとなって、軽くノイローゼになりました。
で、痛感しました。
当たり前ですが、、、
日本はお米の国です。
大昔から、そして今からもおそらくずっと。
そして、変わるべきでないし、変わってはいけない。
食は文化の基礎だから。
土地とも気候風土とも、そして住む人の体ともくっついているから。
でもでも、かといって、
だからパンや小麦は食べないでね、というのも日本らしくないのです。
日本の強みを放棄するようなもの。
時にはピザをビールで流し込みたい気分にもなるもの。
餃子とビール。
ラーメンとビール。
(ビール多いですが。。)
「100年続く日本のパン文化」を考えるには、
お米と、日本人の体の関係をひもとかないといけない。
そこがスタート地点だと思っています。
100年続く、というのは、3世代の間、心身健康にすごすということだから。
生半可ではない。今売れりゃいいってことじゃない。
現代の情報社会。体とお米。
その隙間、主に心に作用する部分で、小麦の役割があります。
先日、定期購入のお客さまに、
僕が何十回も観て勉強している、
「東洋医学からパン屋さんに伝えておきたいこと」という動画をシェアした。
少し肩の荷が下りたような、不思議な気持ち。
9割はお米と塩と水の話。
1割がパンの話。
パンを買うお客さんは減るかも知れない。
でもパン屋が救われる話なのです。
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