風力発電とクマ。
もともとクマは奥山にいたもの。人間とは遭遇しない動物。
それが、人里に出てくる、というのは、自然界では異常現象
その種が絶滅する前兆とも言われている。
少し考えればわかることなのだけど、
クマは減っている。
戦後、標高の高い奥山は特に、ナラやブナが皆伐されて、針葉樹が植林されていった。
記録にも残っているけど、植林をするほどに、目に見えて川の水が少なくなった。
動物が田畑に現れ始めた。
松が枯れ、ナラまで枯れ始め、何百年と生きていた巨木が枯死をする。
木を切り、エサや住処を壊し、水を涸れさせたから、
山に養分も潤いもなくなって、動物がしかたなく、山から這い出してきているだけだ。
戦後の植林も、おそらく何かの意図的に行われたものだけど、
それでも情けで水源涵養林や、保安林が、細々と残された。
奥山の尾根。川の源流域。
昔の人にとっては神の住処のようなところ。神社そのもののような場所。
その最後の砦を壊しにかかっているのが、風力発電とメガソーラーだ。
神棚にウンコしているような話だ。
風が吹かないと発電できない、日が陰ったら発電できない、
火力発電所がずっと火を炊き続けてバックアップしていないと使い物にならない発電。
電力会社も、もう買いませんよ、それでいいなら発電してください、というような発電。
100%金儲けの為だけの発電というか開発。調べるほどに真っ黒だ。
秋田にクマが沢山出没していて、困っています?
ニュースを見て、驚くことに、驚く。
当たり前だと思う。
鈍感な人間でさえ、風力発電の低周波で眠れなくなる。
全ての感覚を研ぎ澄まして生きている野生の動物が、まともでいられるはずがない。
山に風力発電を建てまくって、野放しにしておいて、
クマが出るから撃ち殺す。
クマはすでに、九州で絶滅、四国で絶滅寸前、本州でも絶滅危惧種です。
野生動物が悲鳴を上げ、川の水が涸れ、木が枯れていっているということは、
そんなところでは、人も住めなくなるということだと思う。
日本全国で、モグラたたきみたいに、風力発電、メガソーラーが計画中です。
くやしい。できれば全部を止めたい。
せめて、鏡野の風力発電だけでも止めたい。(180メートル風車が25基)
ここは岡山の二本の川の源流です。
声を上げなければ!
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https://news.yahoo.co.jp/articles/2d8cdacc90e6a7b9a84ed5da1c39ac8d50aeff22
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