シャケ以上に

研修生3代目の中山くんが研修したのは、5年前。

それから旅したり、パン屋開店したり、人生のいろんな経験した彼。
昨日ふらりと工房に寄ってくれました。

わざわざ、大きな木の捏ね桶を持ってきて、
手ごねを教えてくれた。

それで出来たパンは、
なんだか懐かしく、
そして新しかった。
優しく美味しかった。

5年前、自分の理想を彼に話していた。
もっとこんなパンが焼きたいよね。と。
そのイメージがさらに進化した形を見せてもらったようだった。

日々のパン作りで、いろいろレシピや働き方を変えていくけど、
ふと昔のパンの写真をみたりすると、
ああ、あの頃のパン、良かったな。
と思ったりする。
何歩も進んで、一気に戻る。
でも、迷っただけ、深くなるはず。

今回、中山くんにパン作り見せてもらって、
5年前の気持ちをよみがえらせてもらった気がした。

ありがとう。
自分が与えた以上のものを、今もらっています*(^o^)/*