みんなピカピカが気持ち良い

一の茅の集落は、田植え機、コンバインは共用。
毎日飲みながら、皆でやった収穫も終わり、
コンバインをピカピカに掃除した。

本当に、この集落の人達は綺麗好きだ。

米粒一つ残さない、ドロを一つも残さない。
外側も、内部も、すみずみまでピカピカ。

実家のパン屋で働き始めてすぐの頃。
お客さんが、自分の薪窯部屋を見て一言、優しく教えてくれた。

「知ってる?評判の料理屋さんはね、厨房がピカピカなんだよ。」

自分の周りを見渡して、
ハッとした。
汚い。。。

すごく恥ずかったけど、
やっぱり、そんな気がする。と思った。

それから毎日、薪窯部屋の床を手でぞうきん掛けするようにして、
その床で寝袋引いて寝るようになった。
(今はモップになって、寝てません。)

でも確かに、
掃除をはじめて、社運が良くなっていった気がする。(思い起こすと)

やっぱり、
神様は綺麗好きというのは、真理なんだなと思った。

そんな若き日のことを思い出させてくれた、集落のコンバイン掃除だったのでした。