早朝のラジオは怖い


人間、どんな器であったとしても、
一つの事に心を注いで、他の事はかえりみず、バカになれば、ある程度の事はできる。
と、
21才の時に金沢のパン屋で働いている時に、早朝のラジオで言っていた。
早朝はまだぼーっとしていて、
だからか、頭にすいっとフレーズが入ってきて、リフレインしていく。
ちょっとした洗脳。
そうか、俺みたいなびびりチキンでも、一つにしぼればいいんだ。
と夜遅くに帰リ道歩きながら思った。もう完全にラジオの洗脳。
そして、1週間後に、パン屋を逃走。
本当に長野の山奥まで逃げて行った。
それから大学からずっとこれで生きたい!と思っていた、環境やら自然やらの修行を始めたわけです。
その時の選択は良かったのか、悪かったのか。
パン屋のやめ方は、本当に最悪だったのですが、若い時は、その悔恨の気持ちもまたパワーにもなってがんばれた。
でも、結局は回り回って、
パン屋から逃げ切れなかったわけですが、パンを焼きながらも、ずっと、21才の時に聞いたラジオに洗脳され続けてる。
今日も、スイスのパン屋さんに、パン窯の廃熱利用について、質問メールをしたりしてる。
パンに関係ない事ばかりしています。
早朝のラジオには気をつけてください。
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」