シュトーレン。
ドリアンでは先代の時代から作ってるので、
かれこれ30年は作ってました。
昔はそんなに売ってるパン屋もなかったけど、
最近ではすっかりクリスマス定番のパン。
自分も好きなのですが、
ドリアンの「使用素材鉄の掟」、
国産有機>国産>国産なければ作らん
というのに、
どうしても反してしまうので、
作れません。
これは止めないといけないかも、、
店を休業してフランスへ出発する時にうすうす考えていました。
なんかクリスマス時期に、
シュトーレンに変わる晴れやかに楽しくなるものはないか。
そんなことを考えながら歩いていた、一昨年のフランス滞在の冬。
広場にクリスマスの市場がでて、
ホットワインを飲みながらぶらぶらしていると。
これは!
という衝撃を受けるパンデピスを、発見したのです。
洒落た感じではなく、
どっしりとした実直な印象。
それでいて、クリスマスの楽しい雰囲気を一層引き出してくれる。
大人なクリスマスのスイーツ。
買う前から、
これは美味いはず!
家で食べて感動!!
卵、バター、牛乳まで、何も入ってなくてその美味しさなのです。
蜂蜜、砂糖、粉、重曹、
以上!!
シンプル。
これだと思いました。
上質でシンプルな正体のしっかり解るものを広めたい!
そんなものを日本で焼きたいのです。
今年は売れないかもしれない。
来年もまだかもしれない。
でも、
ドリアンのクリスマスは、
パンデピスを推していきます!!
よろしくお願いいたします。
↓このおじさんのパンデピスが旨かった。後ろに山と積まれたパンデピス。
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
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いつも美味しいパンをありがとうございます。
パンデピスが大好きで、八丁堀店でいつも買っています。
子どもの頃、近所の教会の牧師先生の奥様が作って食べさせてくださったのが、おそらくパンデピスなのです。
これからの季節、ホットミルクといっしょにいただくのが楽しみです。
シュトーレンとても残念です。
いつかドリアンさんのポリシーを曲げることなく、作ることができる日がくればいいのに・・・。
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かなめさん>>ありがとうございます!
フランスのレシピ探していたら、向こうの教会のパンデピスのレシピも出てきました。朝ごはんに食べるらしいのです。なかなかおしゃれですね。シュトーレン。ますます難しくなっていきそうです。涙。バターまでないなんて。