ひろっぴーとロケットと小学校

一月ぶりに広島に帰ったら、
ひろっピーが成長していた。

ひろっぴーは、
この4月まで小学校の教師をやっていた。
学校の図書館で、自分の本を読んでくれて、学校に入ってくれて、
ちょうどスタッフ募集の時期で、
手を挙げてくれた。

書くと簡単だけど。
その自分の現状を打ち破るのは、簡単ではないはず。
やっと掴んできた10年選手の職を辞めて、
全くわからない分野に進むのだから。

でも、ひろっぴーは、突き進んで、
今は誰が見ても、パン職人だ。

ひろっピーは、先日、4月まで勤務していた、千葉の小学校に呼ばれ、
生徒達の前で講演をした。
どんな話をしたのだろうか。

つい数ヶ月前まで、見慣れた先生だったひろっピーが、
檀上で夢を語る姿に、生徒達は、なにを感じたのだろうか?

話がグダグダだったとしても、内容がどうだったとしても、
現状という、重力を突き抜けて、
ロケットが打ち上がる時ぐらいのエネルギーで、
飛び上がっているひろっピーは、
きっとかっこよかったはず。

こんな素晴らしい教育ってあるだろうか。

生徒達には、きっとひろいひろい可能性という宇宙が見えたはず。
先生みたいに、僕も飛び上がるぜーー!と。

ひろっぴー、愛する子ども達の為にも、
もっともっと高く飛んで行けーーー*(^o^)/*