薪で料理!DIRETTO

さて、卸先のDIRETTO/ディレットさんが、
移転オープンしたのですが。
行ってみてびっくり。(パン配達の時にびっくりしてましたが。)
薪で調理する焼き場が、鎮座しております。

↑この写真。炎の上をよく見てもらうと、、、
パンが焼かれています!
パン屋のバイブル、
『ようこそパンの世界へ』リオネル・ポワラーヌ著、では、
薪でパンをトーストすると香りよく焼ける、
と書かれていますが、なかなか実際にはお目にかかれません。

焼かれたパンは、軽く燻製香がして、いつものパン達より、レベル3ぐらいアップしていました。ベギラマ。

ちなみに、奥に移っている生ハムは、
岐阜のボン・ダボンのペルシュウです。

自分は、フランスで1年住んでた時、
ボン・ダボンの多田さんのブログを読んで、気分を奮い立たせていたのです。

イタリアに渡って、何のコネもなく、雇ってもらうべく家を訪れ、
やっと働けたら、ずっと掃除ばかりさせられて、、、そこから一気に!
という、
本当にドキドキなドラマあふれるブログでした。

この新生ディレットの薪火を眺めつつ、食べるトースト&ペルシュウ。
感慨深い美味しさでした。

僕は、料理を語れる人ではないのですが、
薪火の料理はとっても美味しかったです。

それは、五感的にもとても満たされる感じでした。
薪火の炎、
薪がはぜる音、
それだけでも、グッと、太古の昔からの、食欲が呼び起こされるようです。

実際に料理された魚や肉は、
長嶋茂雄のいうところの、
「スーッと来たら、ガンッと打つ!」
という感じで、
中身はふっくら、
皮目はパリッと、
に焼き上がっている。

薪火と、それを楽しそうに操るシェフ杉野さんの技なのでしょう。

ふと、
薪火での調理が、こんなに楽しく、美味しいのなら、
はじめ人間ギャートルズの、
マンモスの肉は、
かなり美味しかったんだろうな、と思いつつ、
お酒も楽しく飲みました!