きっと巡礼者達は昨夜は遅くまでワイワイしたのでしょう。まだ寝静まっている宿を7時に抜け出し、今日はオマケのムシアへバスで行きます。
巡礼は怪我や体調不良になることも考えて、予備日を3日とってましたが、使うこともなく、良いペースでサンティアゴにゴールできました。
なので、前回の巡礼では、サンティアゴから4日かけて歩いて行った最果ての町ムシア。今回は行けないかなと諦めていたのですが、バスで行ってゆっくりします。
地下に降りるとバスターミナルがあって、月曜日から金曜日は8時45分からバスが出てます。1日2本だけ。
1人8ユーロ。チケットはバスの中で買って、1時間45分くらいでムシアに行けます。
歩くと3日〜4日かかりますが、車は早いですね。涙
帰ってきたムシア!
前回の巡礼で感慨深い最後のトーストを食べたカフェに入って、宿が開くのを待ちます。
相変わらず、地元の人達が集い、巡礼者が通り過ぎ、小さな港町のカフェは素敵です。
何も変わってないけど、テレビが新しくなってました(^ ^)。
カフェに、良いものが飾ってありました。
この写真があれば、メニュー選びはもう迷いません!
巡礼の最初に欲しかった。
これまた3年まえに来たアルベルゲ、
bela muxia
おそらくムシアでいちばん新しくてきれいなアルベルゲです。もうゴールの町なので、連泊も可能です。
そして、
それまた前回の巡礼で行った食堂に。
ここに来る為にムシアに来たのです。
もしかすると、ここより美味しい店は沢山あるのかもしれないけど、シンプルな料理、店員さんの笑顔、イスに座ってるおばあちゃん、ハウスワインの安うまさ、飾らない店の雰囲気、それとムシアの町の静かな空気があいまって、結局、二度の巡礼でここ以上のところに巡り会えなかった。
でも、一番の美味しさの要因は、カミーノを歩き通した後、という達成感だったのかな。
パンは軽いバゲット。
不思議と昨日のサンティアゴより西では、軽めのパンに出会っています。
シシトウの素揚げ。時々激辛。
navajas .マテガイ、これがうまい。
chipirones.小イカの揚げたの。酒が進む。
クレープも一応ガリシア名物みたいです。
そして、6ユーロのワインがうまい。
広場で海藻干してます。
海で泳ぐか!と思ったけど、結構寒い。
猫もかわいい。
右側のは陸地でなくて、海で湧いた雲です。
迫ってきます。
海が冷たいから、いつも霧が沸いてます。
と、ムシアの夜もくれそうです。
明日は、33日ぶりに連泊、同じ町で泊まります。
なんだか、気が抜けて、ペース掴めません。
巡礼者という肩書きや、
歩いてるんだぜ、という体育会系の自負が突然なくなるので、
なかなさ喜べず、実感もわきません。
数泊して、ついに帰国です。
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