スペイン巡礼の旅北の道15日目〜ヌエバ


昨日祭りで遅くまで飲んだので、30分遅く起きて、

6時半出発。
昨日買った、チョリソのパンを食べながら歩きます。


チョリソ盛りだくさんです。

歯切れの良い生地なので、おいしかったです。
可愛い名前の町、

ニャネスで、カフェ休憩。

鶏肉とトマト、レタスのサンド。

皮の薄い美味しいバゲットです。
この町はチュロスを売ってる店、

食べ歩いてる人が多いです。

町によっていろんな粉文化です。
カフェでもチュロスが出てきました。
カフェコンレッチェ2

オレンジジュース2

サンドイッチ

チュロス

で10ユーロ

カフェは本当に安いです。

そして、

どこのカフェもいつも賑わっています。
隣に座ったスイスから歩いている人と話す。

45日でアルベルゲに泊まったのは一回だけでずっのテント泊らしい。

二十代の頃の自分だったらやりたい感じだ。

でも、銭湯のないここで、どうやって風呂入ってるんだろ。聞けばよかったな。
そういえば、

カミーノで会う人て、先生がすごく多い。

なんぜ?
ドイツ人が多い謎は解けた。

ドイツで芸能人がカミーノの本を書いたらしく、好評で映画化されたらしいのです。会う人の半分以上はドイツ人です。

海沿いの牧草地に海藻が生えてました。

少年がピカチュウを書いてましたが、絵心ゼロでした。

「実はドッキリなんですよ」

「え、ほんとう!」

言葉わからないので色々想像してしまいます。
歩きに歩きます。

今日もたくさんのビーチを歩きました。

どこも綺麗で、

おばあさんおじいさんも、日向ぼっこしたり、

子供達は網をもって何かとったり、

青年達はサーフィンしたり、

豊かです。
疲れたので休憩。

コーヒー飲もうかと思ったけど、

シドレリアだったので、ついついシドラを、


リンゴ畑を散々見て歩いたので飲みたくなってしまいます。

ちなみに、ブドウ畑は当分見てません。

シドラは一本売りなので、ついつい一本。

このキャップついてると、

高いところから注ぎやすいのですが、

テレもあって、なかなかかっこよくできません。
ホロ酔いで、

予定してた、villahormesの、punta pestana hostelに着くも、潰れてるのかやってない。。
少し先の、Nuevaを目指します。

31.14キロ。

この町にはアルベルゲはないので、

目星つけてた安ホテルに。

が、

受付が誰もいない。

宿泊客に聞いてみるも、わかんない〜と。
もう1つのホテルを探し当てたものの、

満室なのごめんね。

と。

ガイドにのってるのは、その二件のみだったので焦っていると、そのホテルのひとが教えてくれました。

「でもあそこ、ほらあの黄色い建物、あそこなら空いてると思うわよ。」

と言われるままに来たのが、


Luz de escalera

めちゃくちゃ大正解でした!

25ユーロで2人部屋。

綺麗な部屋で、風呂もきれい。

他に誰も泊まってなくて静かだし。

久しぶりにゆっくりしてしまいます。

しかも、

洗濯機借りれますか?いくらですか?

と聞くと、

ただでやってあげるわよ!昼寝して起きたら取り込んでね。

と。

宿のおじちゃんも、おばちゃんも、優しくて家にお邪魔してるみたい。
そして、昼を食べに町に出ると、

これまた地元客で溢れる店。

sidreria muros

田舎の本当に小さな町です。そこにしっかりと、地元の店が繁盛してる。日本にはなかなかない光景です。チェーン店のつけ込む隙なしです。
しかも隣の席が、最初のホテルで助けを求めた人だったのです。
「ちゃんとホテルに部屋をゲットでしました。」

と報告すると、これ頼んだらいいよと、お勧めを教えてくれました。

人の縁ですね〜。
この辺りは、カンタブリア州。

牛が有名で、carne de camtabria、という原産地名称保護制度に登録されてます。

こんな風に炭火台がある店があって、

ワイワイと肉を焼いてます。

そしてやはり、シードル、シドラ。

パンも美味しくなってきました。
でも。パンの味より、

やっぱり人の優しさが味わい深いのであります。