今日は巡礼の歩きも最終日。気合い入れて6時発!
飛ばします。
先日、フランス人夫妻と飲んでて、「フランス人はツアーが多いのよー」と聞いてて意外でしたが、今朝はじめて目撃。
20人くらいのツアーでした。
日本人だけではないですよね。
タクシーサービスや、ザックを運びますサービスもちらほら増えてきていて、カミーノも少しずつ変わっているのだなー、と思いました。
カフェ休憩。
歩いてる途中のカフェ休憩も終わりか〜。
寂しくなります。
朝食セットのバゲットを食べる。
サンティアゴのすぐ近くなので、洗練されてきてて、田舎のカフェが懐かしく思い出されます。
その辺にいた人と写真取り合ってたら、
昨日のスペイン夫婦と再開。
一緒に、最後のスタンプと、証明書をもらうべく、巡礼者事務所へ。長蛇の列に並んで待ちます。
ミサに12時から、
僕は、文化としてのキリスト教には、敬意を持っています。沢山の教会や建築物。それを信じる人々の営みや、お祭りは、素朴で優しさに満ちているからです。
でも、団体としての教会には今でも疑問を感じています。
やはり、今日のミサに出ていても、異教徒は少し怖いです。
神様、みたいな存在は、自然なのかなんなのか、あるとして、みんな個人で繋がるのが自然だと思います。
代弁者が限られていて、その組織が巨大であるというのは、現代には合わない気もするのです。
教会は大きく荘厳で黄金色です。
僕の巡礼は、
旅の途中の道端にありますから、
ゴールの教会は意味があまりありません。
道で出会った、沢山のスペイン人の方々は、
本当に良い人ばかりだった。
嫌な思いをしたことはありません。
カフェや食堂の人。
田舎ですれ違う人。
巡礼ですれ違う人。
挨拶すると、本当に良い笑顔が返ってきました。
笑顔の素敵な人懐こい国だなと思います。
二回巡礼して。ますます好きです。
13時半、
宿は3年前に泊まった、the last stampへ。
相変わらず、使い勝手のいい宿です。
ただサンティアゴは盗難が多いので気をつけます。3年前もまさにこの宿で、妻の帽子と私のサングラスが消えました。
そして、
maria castana。
カウンターで何か飲みながら待つのが、
なんとなく地元の人流です。
順番が来たら、飲み物持って席へ移動です。
これも巡礼で学びました。
とりあえず、
ゴールの乾杯!!
パンは少し軽めだけど、香りが良い。粉に少し色がついてるのは久しぶりです。
イーストだと、思うけどおいしいです。
海藻がパスタ状になってて、フォークに巻いて食べれるサラダです。
海藻好きアンド麺好きの日本に無いのが不思議な料理です。
ツナと、カラスミ的な味わいのウニ、オリーブオイルと、ビネガー味付け。
cald gallego
芋と歩いてる時に沢山見た菜っ葉のシンプルなスープ。おふくろの味です。
mejillones
ムール貝。
クリームにです。
アサリより厚い殻の貝。
チョリソの出汁が効いてます。
が、意外にあっさり。
美味しいです。
今日のみせもですけど、
本当にサービスの人は感じ良いです!!
昼寝して、
また街へ。最後の酒。
今回は、前回見えなかったものがすごい見えてくる。
2度目の余裕というか、流れを知ってるといえか。
前回なかった、こと。
フランス人と1日歩く。
イタリア人やスペイン人とも話しながら歩いたこと。
多くのパン屋さんを訪れたこと。
地元の人とも触れ合いが多かったこと。
食堂も地元色強いところばかりで、巡礼者用の定食は一度も食べてない。
バル、シドラ、チュレトン、ピンチョス、タパス、などの違いもわかり、堪能できたこと。
この30日間は、
自分にとっては、おそらく普通に過ごしている、3年分ぐらいの経験をギュギュッとしています。
ドラゴンボールでいうと、海王星での修行みたいです。
それぐらい歩いたし、見たし、話しました。毎日毎分、新しい景色を見ました。この間は見たことある景色は見てません。入るカフェも食堂も初めて入る店ばかり。歩いたのに、若干太ってるくらい食べて飲んだし。言葉ははじめてきく単語だらけだし。
度胸もつきました。脳みそも重くなってそうです。帰って整理しないといけませんが、、、
夜、サンティアゴ教会の前の広場で、演奏がされてました。ワイワイしてました。
ついに、巡礼北の道も終わりました!!!
それにしても、スペインは陽気で明るいです。
ありがとうカミーノ!
ありがとうスペイン!
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