中川さんのカムホ2代目

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十勝の中川さんが育てるカムホ2代目が届きました。

前回のカムホの時にも書きましたが、
いろいろな農業を取り巻く問題へのアンチテーゼとしての試みです。
タネを混ぜて撒くことは、基本できません。
が、
その結果の小麦、その粉はすばらしいです。
複雑さと力強さをそなえます。多様性の力を感じます。

そんなカムホの信条は、
しがらみからの別離、そして自由、と中川さんはおっしゃります。

この2代目は、たまたま目の前にあった、
キタノカオリ(中川さんが育て続けて土地に適合し、その品質から伝説となったが、何年かタネを取り続けると、他の品種が混ざるとの理由で、タネを更新=新しく買って切り替えるよう行政から指導が入ります。するともう撒けません。そんな優秀で悲しいキタノカオリです)、
ホクシン、
ゆめちから、
のタネを混ぜて畑に撒いたものです。

初代とは一転して、風味重視になったようです。
新たにタネを混ぜ撒いたものなので、カムホ初代から継がれたものではなく、別物です。

そして、
この後登場するカムホ3代目は、初代と、今回の2代目のハーフとなります。
ここから本当の中川さんオリジナルの小麦カムホとなります。
これまた待ち遠しいですね。

そんなカムホの母的、有機栽培カムホ2代目100%のパン(タネは別の北海道産有機の小麦)、
数少なく申し訳ございませんが、
今日から店頭に並べております。