僕が今一番注目している、ホットでナウなパン屋に行ってきた。
京都丹後にオープンした「弥栄窯」だ。
店主の太田くんは、
フランスを中心にヨーロッパの農家パン屋で住み込みを経験し帰国し、
築120年の茅葺屋根の古民家に移り住み、
畑をやり(ゆくゆくは麦畑も大きくなりそう)、
見事なフランス式の薪窯を手作りし、
パンを焼く。
ちなみに、
粉は石臼で挽き!
手でこねる!!!
最近の20代と話していると、
この形を夢見ている人が多い気がします。
まずしっかりヨーロッパを見てきて、
都会を離れて暮らし、
畑もやりながら、
土地に根付いたパンを焼きたい。
という発想。
うちに来る人達だから、偏っているのかもしれないけど、
でもこれはパン屋にとどまらない、大きな流れに思える。
思えば、彼らの世代。
バブルもはるかに過ぎてから生まれ、
青春時代に震災、原発事故を体験しているのです。
新しい流れを起こさないはずがない!!
上の世代よりも、
食というものをより重要に真剣にとらえてる。
ゆとり世代と揶揄する人たちもいるけど、
僕は、この世代が新しい時代を築くと確信しています。
そして、
少し上の僕ら世代でそんなパン屋を体現しつつある、
北海道の「ソーケシュ製パン」や「おおば製パン」とも、
窯作りのアドバイスもらったりと、
しっかり繋がっているのも頼もしい。
パン屋の新世代の先頭を切った「弥栄窯」。
チェックしないと、乗り遅れますよ!!
↓太田くんとちえちゃん夫妻
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