フランスから学んだことはこれです


フランスのここが好きで私は学びに行ったんだ、
というところの話しをしていませんでした。
フランスの食文化は多様です。
地域ごとに沢山の種類のパン、全国で400種類のチーズ、それこそ数えきれないワイン。
多様ですが、、
でも、
非常に単純なのです。シンプル。
原材料が!!!
パンは、小麦粉(ライ麦)と塩だけのが一番多く消費されています。
チーズは、AOC原産地呼称制度、というもので事細かく決められているから、
乳、塩、凝乳酵素がメイン材料。
ワインなんて。
ブドウ以外に何か入れた時点で、ワインと呼べません。
日本のパンに入っている様々なもの、
副材料が多くなればなるほど、
それはもう裏書きに書ききれないほどになります。
チーズは漬け物と比べられますが、
スーパーで売っている漬け物の、野菜、塩以外、その他いろいろの多い事。
お酒に関しては、悲しいほどです。
糖類を入れようが、アルコール足そうが、何入れようがおかまい無し。無法地帯。
それら”品質改良材”は、きっと、平気で売っているので、毒ではないのでしょう。
でも、体にいいものでは消してないはず。
100歩譲って、
それらいろいろなモノを加える事で、より美味しくなるか、感動をえられるか。
というと。。
やはり人間もまた自然物なのです。
自然物だけで作られたシンプルな食べ物は、体にしみ込みます。
頭で考えなくとも、体が教えてくれます。
結局、そっちのほうが美味しいのです。
和食に比べて、フランス料理が特段優れているとはおもいません。
ですが、
政府も国民も国としての食に対する真剣さ、
安全でおいしいものを守り、伝えて行きたい、
という思いは、
天と地、月とスッポン、雲泥の差、
私は悔し涙がでそうなくらいです。
だからマルシェにも出るのです。
作り手、売り手、買い手が近い、真剣勝負だから、ウソも少ないからです。
みんなが真剣にならないと、食文化は守れないです。
たぶん、雪ですが、明日、
2月8日(土)9時〜13時
上八丁堀のマルシェでまっております!!!
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」