堀越店でシュトーレン

11月30日(土)堀越店の日、シュトーレンも販売します!
↓こちらのページで、ご予約くださいませ。
https://derien.jp/event-product/
↓(インスタな方)こちらからHPへ。
@pain_derien
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日時:11月30日(土)12時~18時
★予約締め切りは、26日(水)いっぱいです。
(時間内に来れない方は、コメント欄にその旨書いてください。
売り場にそっと置いておきます。何かあれば、shop@derien.jp まで)
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シュトーレンを考えております。

うちのシュトーレンのレシピは、父の代からものを改良したものです。
小学生の頃には食べていたので、
40年は作っているのでしょうか。

パン業界的にドイツパンが流行った時期があって、
普通のパン屋もいろいろドイツパンを作っていたんです。じつはけっこう昔。
その中で、当時は、日本人に受けなかったのか、作り手の問題か、ドイツパンは普通の店から消えたのですが、不思議とシュトーレンが残ったのでした。

一口にシュトーレンと言っても、様々です。
パンフリークのお客さまは、食べ比べもまた楽しいですよね。
かなりハイカロリーですが。

バターがこれでもかと入ります。
焼き上がった後、溶かしバターでコーティングします。
これもけっこう吸ってるので、リッチで贅沢なパンであります。
ちなみに、この溶かしバターのおかげで空気を遮断するので、日持ちがするわけです。
半年、一年持ちますが、美味しいかどうかはまた別です。

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いろいろ食べたけど、やっぱり乳酸発酵してるものが美味しいです。
パン学校1期生で、ニュージーランドのパン屋で働いているマサヤンのシュトーレンは、
ドイツ人の親方仕込みという事で、とても美味しかった。
もうヨーグルト入ってんじゃないの?という香りがしていました。

そういえば、うちのパンも、2017年前後はヨーグルトの香りが如実にしていたことありました。
冷蔵庫を変える前かな、、、タネの温度も大切ですね。
またここも探求しないといけないと、と、先ほど冷蔵庫をネットで探しました。

シュトーレンは、けっこう高価でもあるので、一切れで心が満たされるような充足感が欲しい。

それには、しっかりした発酵です。
複雑さがないと、ただの甘いケーキになってしまうからです。
フカフカだと、あっという間に食べてしまうので、それも寂しい。

ということは、しっかり発酵しつつも、詰まっている。重い。
発酵しつつも詰まっている。
みたいなのが、シュトーレンの目指すところかなと思っています。

photo by@vxakatvy