スペイン巡礼北の道19日目〜アビレス

gihonからaviles25キロ
朝一で歩きながら、

昨日のリンゴ祭りで買った、

クッキーうまい!!

石窯焼きのパンやさん。
このヒホンは町は大きかったけど、

穏やかないい町でした。

カフェ一斉にがひちじにオープンしてる。
日本ではこんな時間に明けてもだれもこない。

この時間の余裕は飲んなんだ。
何件もカフェ。個人経営の店ばかり。


日本はこのら20年で、

たとえば、昨日のバスのように、

使いやすさ。便利さでは、止まっていて、

変わって欲しくないとこが、変わってしまった気がする。
この町を見ていると、

変わるべきところは変わって、

変わって欲しくないもの、小さな商店、飲食店、綺麗な海、は残ってる。

見習うところがたくさんある。
コンビニもないし。スタバもないし。

個人店が活気があって、潤ってる。

で、さらに町も元気に。  
缶コーヒー。コンビニ弁当。牛丼。

悪循環。
繁盛したら他店舗展開をして、わーと広げるという感じがうすい。

足るを知る。
普通の店が多い。普通の町も多い。

二択でない。

幸せの方程式は、

現実÷願望

日本は分母ばかりでかくて、いつまでたってもみたされない。
このひとたちは、分母の適度をしってる。

それ以上は余暇に使い。

ゆっくりしたり、家族に使う。

僕は、
今度、ギリシャに行ってみたいと思う。

経済破綻しても、

きっとうちらよりは豊かだと思う。


昨日のリンゴ祭りで買ったパンを途中食べた。

日本の天然酵母パンみたい。

リンゴが少し入ってる、全粒粉のパン。

という感じ。

逆に日本で出会いそうな味。

パン屋発見して、日本でパンなんです。今は巡礼中ですけど。と言うと、すごくいい笑顔で、ブエンカミーノ!て言ってくれた。

全粒粉のバゲット、美味しかった。


工場地帯を行く。

ラピュタ色。

空気はやっぱ悪い。


ゴミ収集車、

すごい。

人おりない。

こういうところが、日本は進んでない。。
ロボットとか、日常に関係ないのばかり。
途中から、

ゲタリアからずっと同じペースだったイギリス人と歩いた。
ずっとスペイン人だと思ってたけど、イギリス人だったとは。。

彼は今日で終わって帰る。

寂しくなるなー。
彼のおかげで、アルベルゲ争奪戦で助けられたことあったし。
グラナダに住んでるので、

グラナダのタパで飲む話や、

イギリスのパプの話、

いろいろ聞けた。

政治的な話は、だいたい国違っても、ざっくり同じ世代だったら、だいたい解り合えるな、て思いました。
普通に広島で暮らしてたら、

あんな彼とも話せるチャンスも度胸もないから、巡礼はありかたいです。
彼と別れて、

カフェ休憩、もと保育園の跡地を利用したような、カフェ。

でもピンチョス頼んだら、ボカディージョぐらいでかい!
豚とレタス、トマト、マヨの、

もう1つは、がっつり生ハム。

使用してるパンは、

皮はガリっと歯ごたえ抜群でも、歯切れはよく、やや色のついた粉。

上アゴ裏に刺さる系、イコール美味しいパンです。目が粗めで、この辺りパン美味しいです。


14時にアビレスの宿、

la furuta hostelに到着。なかなか強いマダムでしたが、そこはスペインのいつものことで、話せば優しい人。裏表なくて好きです。

マダムにオススメのお昼たべれるところを聞いたら、

それなら、サラマンカよ!めちゃいいわよ!行きなさい!(想像)

と一押し。

会話は想像力だと学びました。
その、

サラマンカ、地元客で一杯のいい店でした。

ここ数件、カフェもレストランも、パン美味しいです。皮はパリッと、中身は真っ白ではなくてすこしグレー、しっとりしてて、味が濃いです。

また町が変わり、酒も料理も変わり、パンも変わりました。


寝る前に軽く一杯。シドラの店シドレリアに。

自分でついではいけません。プロフェッショナルな技でお姉さんがついでくれます。その泡立ったところを手渡しされるので、一気にほします!チビチビやってはいけません。

で、ここで、昼間にイギリス人の彼に聞いたばかりの、タパを初体験。

お酒を頼むと、タダでツマミが出てくる。という素晴らしいシステム。今までの小さいツマミ、ピンチョスのシステムとはまた違う酒の飲み方ですね。

ジャガイモとチョリソのタパ。もうひとつは、チョリソ入りミニパン。

酒も食文化の柱です。