私は今でこそパン職人なぞをやっているが、
実はポン酢職人を目指している。
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だからもちろん、
この季節の風呂は、
ゆず湯と決まっている。
だがこのゆず湯というもの、
風呂場に入ってすぐは、
さすがにゆずの香りがするのだけれど、
5分もしてくると鼻が慣れて、
香りがわからなくなってしまう。
ここで素人なら、
ただ時々つんつんと、
浮いているゆずをつつく、
そんな感じになってしまいがちなのだ。
恋に慣れた倦怠期のような味気なさだ。
ゆずプロの私ならそこですかさず、
秘技”しだれゆず湯”
洗濯ネットに入れられ、
水面を漂っているゆず達を、
ザバッと頭の上に乗せ、
おもむろにしだれさすのです。
まさに窒息しそうなほどの、
ゆずの香りのシャワー!
さらに、
浮いているゆずを水中から見上げる、
”逆さゆず湯”
もあるけれど、
これは我が家の狭い風呂でやってみたら、
首がつったので、
やらないほうがいいです。
さあ、明日もいいパン焼けそう。
でも、いつかはポン酢職人なるぞ!
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
SECRET: 1
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ゆずが沢山取れたので、近いうちにゆずを持っていきましょうかね?
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尾上さん>>
尾上さんは、既にゆず職人なんですね!
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いいえ、ほったらかしですよ。洋ランもほったらかしですが、植え替える時期にきをつけてと冬はヒーターのきいた部屋にいれて水遣りをするだけですが、花屋よりは少ないけれど、毎年沢山咲いて綺麗です。