スペイン巡礼北の道23日目〜タピア デ カザリエゴ

ヴィラペドレから29キロ


6時30分発。雨降ってて、真っ暗。

雨の中を進む。

子猫がいて。ミャーミャーついてきた。
カッパ着てると、登り道で暑くなり、止まると寒い。調節難しいです。
8時10分

ナビラの町で、カフェ休憩。


カフェコンレッチェと、

マヨとレタスと鳥からのピンチョス。
マヨ、トマト

卵、レタス、ハムのトーフトサンド。

ドーナツがおまけについてきた。
5ユーロ
サンドは丁度で奥の厨房から出てきて、

丁寧な仕事で美味しい。
スーツ姿の人、

新聞読んでる地元のおじさん、

巡礼者。
ビールサーバーと、ワイングラス。
エスプレッソマシーム。
サンドの陳列棚もいいかんじ。

掃除すごいしてある。
テレビが音量抑え気味に流れてる。
なぜかていばんのスロットゲームもある。
お酒のボトル類は、頭の上の棚に隠れていて、

お客様からは見えない。
奥に厨房があって、

だいたい、店に立つ人とは別の人が、調理をしている。
カウンターに、椅子と、足置き。

テーブル席も数隻。
トイレは本当にどこもきれい、

床も壁もタイルか大理石。

だいたい、電気は自動でついてタイマーできえるやつ。
良いカフェが多い。


そのまま歩き続ける。

雨だし、

ひたすら牧草地の中を歩くので、

写真をとる場面もない。
そんな時は、

旅のお供ナンバーワンに決定した、

ヒマワリの種。

歩くスピード上がります。
雨の日はスピード上がらず、妙にくたびれて、3時間歩いたし休憩。


11時ごろ、

カリダでカフェへ。
カフェコンレッチェ

パイナップルジュース

鳥からのボカディージョ

3.5ユーロ
おじいちゃん、おばあちゃんが、やけにたくさんいるカフェです。

おじいちゃんがカードゲームやってて、

周りに集まってそれを見てる。

いい光景です。
そして、タパ。

コーヒーや、ジュース頼んでも、

ツマミをくれました。

カッパ着て出発の準備してても、タパくれます。ずっとツマミが来るシステム。

食文化は多様です!
今判明したのは、

上に病院がある!

だから、年配の方が多かったのだ。
歩き続けてると、

おばあちゃんが、木靴を履いてる!!

挨拶したら、写真撮らせてくれた。
14時前。タピア着。

きょうも激しくアルベルゲなくて、

ガイドブックに載っていた、安めのホテルです。でも、二回の巡礼を通して、一番高いです。涙。

la casa del abuelo hotel

に到着。
高床式倉庫についてホテルの人に聞きました。
やっぱり、収穫したものを保存しとく為の物で、通気性がいいもの。

ここアストリアス州とガリシアの伝統です。
ちなみに、夏はいつもこんなに雨降ってるの?

と聞くと。

この夏に雨降ったのは今回が初めてですよ。

冬にはたくさん降りますけど。
ということだったので、

この辺りは冬が雨の多い季節のようです。

秋に収穫したものを、冬の長雨の湿気から守る為です。
タピアの町で、

伝統的製法というパン屋さん取材。
7時から13時半の営業時間。

あー、しまってるー、といってたら、手招きして中に入れてくれた。

日本でパン屋やってます!

というと、いろいろ話してくれた。
天然酵母のパン!

小さなやつは、伝統的に1人分らしい。

けっこうおおきいです。
香りに深みがあります。

食感はややドライ、この辺りの伝統的なパンは共通してこの食感です。

汁物に合いそうです!


今日も肉喰ってます。

日本では、肉は、なにかと、めちゃくちゃ高いので、食いだめしてます。
昼食べて、

宿に帰ると、明日、明後日の宿決め作業です。

これは、前回のフランス人の道の巡礼の時は一度も経験のない作業。
北の道は、そもそもアルベルゲ少ないのですが、ここ後半に来ると、スペインの陸奥で、ホテルまでなくなります。
もともと、ドイツでの北の道大ブームで、アルベルゲ足りてないところへ、足りないというか、無い地域に突入します。
椅子取りゲームで例えると。

20人いるのに、椅子が10個しか無い。。みたいな、無茶苦茶な状況です。涙
私たちの、明日明後日の宿泊先決めも難航。

ガイドブックにアルベルゲが載っていても、時々無くなってるので信用できない。
明日は、野宿覚悟の旅立ちです!!

後半を無事に乗り切れるか!!