過ぎた体験だけが経験

今朝、うちのネコが障子に頭から突っ込みました。涙

やり過ぎた体験。
それだけがオリジナルで使える経験になります。
きっとネコも何かを学んだはずです。

パン作りで、「自分のパン」を作り上げるのには、
失敗を恐れていたら、とっても時間がかかります。
もっと言うと、器用に失敗ゼロで進めば、一生無理です。

逆に言うと、
①発酵しすぎてペッチャンコになる。
②若すぎてカチカチになる。

この過ぎた失敗経験をしてしまえば、
その間で、自分好みを決められるようになります。
そう、失敗だけが、使える経験なのです。

「自分はこんなパンを焼きたいんだ!こんなパン屋にするんだ!」
という理想像はしっかり持ちつつ、
レシピの様々な部分で、水の量、タネ、発酵、成形、焼き加減、
売り方だって、過ぎた失敗を重ねていけば、自分のストライクゾーンが決められてきます。
それが、自分のパン屋になるのです。

さて、お米作りも、
①昨年は水やらなすぎて枯れました。涙
②今年は水やり過ぎて田んぼ乾かず収穫できません。涙

現実的に失敗したその時は辛いです。理想は遠く感じます。
不安も恐怖も襲いかかります。ドキドキも沢山します。
でも、失敗を取りに行く!それしか道はないんです。汗