勝手に心の友と思っている、
オカズデザインさんから、小包がとどいた。
ベルリンから届いた貴重なパンが入っていた。
紙袋を開けて、
パンをスライスして、
妻と二人で、
「懐かしいね」
と言った。
向こうが透けないほど詰まった生地。
縦にかみ切れる程のサックリ感。
そして、カラメル感。
休業前、
こういうパンを目指して10年やってきた。
休業直前のパンは、
そのレシピの尻尾をつかんで、
いい香りがして、いい感じだった。
帰国して、
「良い材料のパンを安く届ける」
為の手段の一つとして、
レシピを変えた。
今の体制で、
休業前の乗りに乗った時のパンを焼きたい。
これは自己満足かもしれないのです。
そういう挑戦は必要ないのかもしれない。
今のままの方が、食べやすかったりするかもしれない。
売れるのは今のままのほうかも。。
でも、、やはりやりたくなっちゃうんです。
人間だもの。。
さすがオカズデザインサン。
タイムリーヒットを打ってくださいました。
背中押されました。
やらないわけにいかなくなりました。
というわけで、
パン達。
一旦まだまだ崩れていく可能性ありです。
どこからが崖なのかを確かめる作業をつづけないといけません。
店に並べられる範囲で実験すると、なかなか進まないので、
ちょっと荒療治になるかもしれません。
でも、
こういう時のパンは、
どんどん変わっていくので、傍で見てると面白いですよ。
温かい目で見守ってくださいませ。。
deRienのfacebookページには載せきれなかった写真があります。是非みてください。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
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