スペイン巡礼対談 現状の外とキラーパスの巻(勝手な仮)

明日、四角大輔さんと、スペイン巡礼を終えたばかりの、さださんと、3人で、
インスタライブで対談させていただきます!

スペイン巡礼(サンチアゴ・デ・コンポステーラ)は、立ち止まらないのがルールです。
そして、毎日新しい道を歩くことになります。
新しい町、新しい食堂、新しい宿。
すべてが、はじめて目にするものばかり。
それが、
じぶんを、毎日毎日、現状の外側へと導きます。

現状を外れるワクワクさ。
ドキドキさ、充実感、達成感、
そして、
毎日、歩いて、食べて、寝るだけでも、
現状を更新し続けることで、人間はこんなにも幸せになれるんだ。
という原体験を積むことができるのです。

だから、
同じ道をもう一回歩く、というのは、あまり効果がないかもしれません。

僕も巡礼は二回歩いたけど、違う道ではあったけど、
1回目の方が、より学びは多かったんだと思います。

言葉の解らない日本人の方が、西洋人よりもドキドキは大きいかもしれない。
体力に自信のある人よりも、ない人の方が、より、学びは大きいかもしれない。

それが、
この巡礼の道がただ者ではない理由です。

でもこれ、
なかなか自分ではじめられないのは、あまり知られていないことです。

現状の外の毎日なので、今いる場所から見えにくい、イメージしにくいのがその理由です。

そこで、今回は、
大輔さんが、「来年いったらいいんじゃない」、
と言ってくれたから、
さださんに、その現状の外側の景色がぱあーっと見えて、
そこへみごと一歩を踏み出した。(さださんの一歩もでかい。)
という意味で、師匠というか、メンターというか、コーチの役割はとてもとても大きいのですね。

大輔さんの、このパスを出す技術は、音楽プロデューサーとして、アーティストを育て売り出していく、
という、まさに現状からどんどん外れさせて夢を叶えさせていく作業のプロフェッショナルな技です。
中田英寿の現役時時代張りのキラーパスが放たれます。

例えば、自分が、週休3日にしたときも、
大輔さんの一言がなければ、決して実現していないと言い切れます。

なぜなら、週に3日休むというのは、
僕にとっての、現状の外側、
今の毎日をどんなに一生懸命続けたとしても、努力したとしても、
その延長線上にはない発想、景色だからです。

だから、
自分ではそこを目指すことはできない。
だって、見えてないんですもん。
心理学用語ではスコトーマといいますが、盲点のことで、本当に見えない。

それを気付かせてくれるキラーパスのような存在が、
師匠の一言だったりするのでしょう。
分野が違う人の一言の方が良いのは言うまでもありません。
その常識外だったり、あたりまえが通用しないからこそ、
まったく現状の延長線上から外れたパスが出せるからです。

サッカーのキラーパスもやっぱりそうで、
プレイヤーも解説者もファンも、
皆がみている常識の様々なラインがある、パスコースがある。
でも、そのあるいみ玄人だからこそ見ることができな盲点、
そこをどういう訓練なのか、感性なのか、やはり、才能なのでしょうけど、
そこをパッと着くからこそ、
まるで、空白地、真空の場所に、吸い込まれる様にして、ノーマークの位置にパスが通る、とい現象が起こるのでしょうね。

明日は、そんな話を、四角大輔さん、スペイン巡礼を終えたばかりのサダさんとするんだろうな。。
というのは、私の想像できる範囲のこと。
きっと大輔さんは、まったく別の場所からキラーパスを放ってくるのでしょうね。汗