この休日は、
高校に合格したばかりの、
甥っ子と過ごした。
日曜の夜に、
お世話になっているフレンチレストラン、
R・Gerant
で、
ディナーを食べて乾杯。
その後仮眠して、
早朝、登山に出発し、
山頂で一泊して帰ってきた。
R・Gerantでは、
プロの本物の仕事を見てほしかった。
シェフがソースを味見する時の、
真剣な表情。
オーナーの流れるようなサービスと、
心地よい間合い。
お客が多くなってきた時の、
店内に満ちた、ワクワクさせる真剣なエネルギー。
そしてそれらが集大成された、
妥協のない、本物の料理。
一生懸命に、熱く、
情熱的に働いている大人がいる、
というのを見てほしかった。
次に登った十方山は、1319m。
テントの中のペットボトルの水が、
凍る寒さ。
山頂は雪が積もって、
吹雪いていた。
ベタだけど、
どんな山も一歩一歩積み重ねれば、
頂上に行ける。
近道はなく、ただただ、
重い荷物を背負って、一歩一歩登る。
だからこそ、
かけがえのない満足を得られる。
本当の満足って、苦しさの向こうにしかない。
頂上で風に吹かれながら、
焚き火を焚き、
雪を溶かして作ったチキンラーメンは、
これもまた、本物の味だった。
R・Gerantの料理も、
十方山山頂のラーメンも、
両方本物だ!
対極であって、
どこか大事な部分がだぶっている、
二つの本物。
現代の人生を生きるには、きっと、
この二つの中でバランスをとることが大切なんだと思う。
他の半端なモノや、
ウソのモノは、全く必要ない。
本物の中の偏りのない中道。
そこで生きてほしい。
もう高校生になると、
僕とは遊んでくれなくなると思うので、、、(叔父ばなれ、、)
叔父より精一杯の、
合格おめでとうのメッセージ、届きましたか?
「石窯で焼く天然酵母パン-ドリアン」
「モンゴルの草原で眠るような話」も更新してます。読んでもらえたらうれしいです。
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本物を創っている、そしてまだまだ高みを追求するたむらさんならでは、のお話ですね。心に響きます。
翻って、自分はまだまだまったく本物ではないなあ、と反省しきりです。
たむらさんを見習わないと。
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早い(心や頭が柔らかい)内から本物を見る機会があるのは
幸せですねっ
>本物の中の偏りのない中道。
理想というか目標というか。、一生、点検しながら向き合いながら、
探して求めて止まないかもしれません。
ところで私は17歳の時に、これまたフレンチなど口にした事のない
母親に連れてって貰って、、、二人してカチコチ(笑)
でも、大人扱いを卒業して(させて)くれたのかなって
嬉しかった事は今でも覚えてます。
甥っ子さんもおめでとうの気持ちと共に、過ごして感じた時間の
一つ一つを何度も思い返されるでしょうね、きっと…
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本当の満足って、苦しさの向こうにしかない・・・その通りですね。
とても心に残る言葉です。
一生懸命って悪くないんだよ。かっこいいんだよ。
素晴らしいことなんだよって 子供には教えたいと思ってるんです。
でもそれって 言葉じゃなくて そういう大人たちの姿を見て学ぶワケで。
甥っ子さんは たむらさんの背中を見て 様々なことを感じているのでしょうね。
素敵です。
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おめでとうございます〜!
どんな物よりも素晴らしい、
合格プレゼントですね〜!
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かめさん>>
とんでもないですよ!
まだまだ毎日、反省したり、落ち込んだりの連続です。。。
shihoさん>>
そうですね〜、一生、修正しながら探し続けるんでしょうね。
自分もレストランは配達は行っても、
なかなか食事することないので、
二人でコチコチでしたよ(笑)
なんなんさん>>
一生懸命をかっこよくみてほしいですよね〜、
今回行ったレストランさんも情熱的なところで、
とってもよかったんじゃないかな、と思います。
自分は甥っ子にとっては、
20代の頃のぐ〜たらだった頃のままみたいです(涙)
ARMSさん>>
ありがとうございます!!
伝わればいいんですが、、、
無理だろうな〜(笑)
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素敵なすばらしい合格のお祝いですね。
しみじみと感動しました;。;
きっと心に届いたんではないでしょうか?
ジェランのお料理も山頂で食べるラーメンも
両方とっても美味しそうです*。*
また食べに行かねば。。。
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kibiさん>>
財布をはたいて合格祝いしたのですが、
届いたかどうか、、、
妖しいです。
でも自分も美味しいもの食べれたので、
よかったですけどね〜!