僕がパン屋をはじめて5年近く、
捨てるのが仕事だった。
それまでのスタッフ全員に辞めてもらい、
パンのレシピを捨てて、
店の慣習も、経営方法も、
削り捨ててきた。
倉庫の中身も、
8割ぐらい捨てた。
使う材料の種類も、
8割ぐらい減らした。
その度に、
父親とケンカし、
母親は泣く。
代償を払っても、でも、
まだまだ捨て足りない。
何を捨てて、
何を残して、
何を造るか。
毎日悩みます。
ブログに書いているように、
フランスに行ったかとおもうと、
3時間かけてお茶習いにいったり、
一番忙しい時に長野にいったり、
日本建築や禅の本を読んだり。
ヒントを得ようともがいています。
日本は、
もっと削られて、
研磨される時だと思うからです。
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」
SECRET: 0
PASS:
奇遇ですね。以前ご紹介した「欧舌」ですが、いま家作ってます。(ケーキ屋は1年のうち最も忙しい時期ですが・・・)
日本建築、土壁の家です。
エコヴィレッジ計画の始まりです。よろしかったら、参考にしてみてください。
ドリアンが「旬遊」の表紙を飾ったときに、同じ雑誌に載ってたのも、何かの縁なのかも…
SECRET: 0
PASS:
真のきびしさと本当のやさしさは似ているものだと私は信じています。
葛藤しているこれらすべての事はつながっているように思います。以前、曹洞宗の尼僧の講話にいきました。。悩み・迷い・矛盾があっていいんです。いいんです。。と、これらがすべてわかったということは大変キケンです。と・・悩みます。。
ps.メール届きましたか?
SECRET: 0
PASS:
kanonさん>>
その「欧舌」さん。
長野のシャロムでも噂をお聞きましたよ。
早く行ってみないとな〜。
SECRET: 0
PASS:
モンキーさん>>
悩み、迷い、矛盾があっていいんです。
とてもいい言葉ですね。
自分の中でも、そういうものが、
鳴門の渦のようにぐるぐると回り、
エネルギーを産んでくれているのだとおもいます。
Ps メール返信遅くなってすみません。。