スペイン巡礼北の道24日目〜ヴィレラ

タピアからヴィレラヴァカンスシーズン最後の週末。

どこの町も祭り気分。

早朝は祭りの名残の若者。

開店準備のカフェ。

砂浜お掃除マシーンの音。


北の道の矢印は信用ならないので、

ガイド見て古い巡礼路で行った方が良い場合が多いです。
え。うちの浜見ていかないの?

カフェ寄って行きなよ。

的な、黄色い矢印つけとけば巡礼者のやつら来るからさ、という感じです。。

道路が危ないから、という場合は優しさの矢印もあります。

世の中の複雑さです


リオ デ リバムド川、

水も綺麗で、中洲も素晴らしく、

地図上で見る蛇行も、

川マニア心をそそる見事な川です。


この川にかかる長い橋を越えると、

ついに最後の州、

ガリシア!9時半。

リバデオのカフェで、休憩。

カフェコンレッチェとボカディージョを頼んだだけなのに。

オレンジジュースの小さいのと、カステラが付いてきた。

今日もタパ文化です!
ちなみに、前回のフランス人の道の時は経験したことありません。

ポヨ、鳥とレタスのボカディージョ。

鳥をあげてる衣に味付けされてる。

ここはマヨはなし!
カフェの女性は、きれいめで、キリッと少し怖い感じの人が多いですが、

話すとだいたいニコってしてくれます。

ギャップでやられます。
写真は広告で見た、ナイナイ岡村そっくりさんです。

リバデオで引き続き、パン屋取材。

薪窯。
ガリシアは、パンで有名な地域です。

パン ガリシア。

パン ガレッジョ。

です。この旅1の皮の状態。


うろこ状に剥がれます。

中は、最近なかったしっとり系。

美味しいです。
美味しいパン屋にはおいしいパイの傾向がありやす。


リンゴパイ。

量り売りで、厚紙に乗せて、紙でくるってやるだけの包装もイカしてる。

パイ生地にリンゴを載せて、甘みはあとに降ってるグラニュー糖だけ。美味しいバランス!


アートンド生地のパイもナイスです。
街行く人も、パイの紙包みを抱えて歩いてる。


そこから、今日はそこそこ楽な道を行く。
11時半。

ビレラ着。


公営のvilela pilgrims hostelを覗く。

ここは無人のアルベルゲだけど、ベットや部屋は綺麗だった。

近くのバルに行って聞いてみると、勝手に泊まってても良いらしい。

19時半に集金とクレデンシャルにスタンプを押しに誰かが来るシステム。
ここの情報があまり無かったので一安心。

潰れてなくてよかった。

今日は初の10キロ台。

少しのんびりします。
ここの張り紙で、

少し先のvillamartin gramdeにも、ガイドに載ってないアルベルゲがあるのを知りました。

次に来る人の為に情報です。
バルに寄ると、

近くの人たちが集まって、ワイワイと話し合ってる。ケージの中には犬が。おじさんのオレンジのジャケットの背中には、イノシシとシカの絵が。

鉄砲の真似してバーン?

て聞いたら、

そうだそうだ、と言ってた。
猟師さん。

全員の車がスズキです!
昼ごはんは、

近くのバル兼レストランで。
ガリシアに入った瞬間に、

食堂で水用とワイン用のグラスがまた別になった。
前のアストリア州、野宿の日から、シドラ用の足のないコップ1つになってたから、グラスのことだけでも、地域で違うんだな。
パンが美味しい。

ガリシアはやっぱりうまい。

橋1つでかわるな。


ミネステラ。

まめ、まめ、ベーコン、ニンジン、チーズ

似た者。
ソパデペスカード、魚介のスープ。

だんだんおいしくなってきた!

エビ、アサリ、イカ、白身、ムル

具たくさん。今まで一番。

ガリシアは海の幸うまい。
スープ系はだいたい2人前かと思うくらいです。複数人いる場合は、

プラトーくれ!

と一皿もらってわけましょう。

この一皿めで、もう満足ですが、


肉食べます。

歩いてなければ太ってます。。

一皿め、二皿め、さらにデザート、ワイン一本、水も一本、コーヒーで、

1人11ユーロ。

ジャパネットなみの安さですが、本当に美味しいです。

フランスに過ごした時に経験しましたが、ヨーロッパに来ると、健康になります。髪も肌も体調も良くなります。今回も、一月ぐらいいると、それを感じます。

食材が一番の違いだし、調理に砂糖を使わないのもあると思います。。