昔のパンはうまかった

 ポワラーヌ、というフランスのパン屋さんを知ってますか?
 世界一有名なパン屋、といわれています。
 昔ながらの製法で、
 イーストを使わず、
 前日の残り生地を種にして仕込んで、 
 薪の石釜で焼く。
 
 通販で買うと、一個5000円ほどします。
 でも戦後すぐまでは、
 日本のパン屋は全部全部、
 このポワラーヌと同じ作り方をしていたんですよ、
 というのは当たり前なのに意外に知られていないのです。

 イーストは超高級品。
 だからしかたなく前日の生地で時間をかけてパンを作ってた。
 ガスの釜なんて超高級品。
 で、しかたなく薪を燃やしてパンを焼いていた。
 80歳を超えるぐらいの元職人の人たちや、
 近所の80歳くらいのお客さんは、
 昔のパンは香りがしてねえ、うまかったよおおお。
 とよく言ってます。
 パン以外のものだってきっとそうなんだろうなああ。
 関根勉が幕末の料理を食べてみたい、
 とテレビで言っていた。
 はげしく同感したのであります。
「石窯パンのドリアン」

4件のコメント

こんにちは!
今作ってるのは、ヨーロッパの昔のパンです〜

はじめまして✨
近所にある地元1番人気のパン屋さんのホットドッグがおいしすぎて「オーブン使わない焼き方って昔はどうやってたんだろう」と思いこちらにたどり着きました

初めて知れた事実でとても勉強になりました。
香りのするパン食べてみたいです。

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