孫よ


改めて考えてみました。
本気で子供達のことを考えるとは、
どういうことだろうか?
今、子供が笑っている、それだけでいいのだろうか?
大人になった時、
子供をもった時、
孫がうまれた時、
その時も笑顔かどうか。
近所のおばあちゃんのことを考えるとは、
どうなののか?
自分自身が食べたいもの食べられる事よりも、
孫が不自由無く食べれることを望むのではないだろうか。
商売、経済、政治、宗教だって、うちの店だって、
今の目の前のお客様を喜ばせると、
すぐ利益になる。
だから、
先の世代のことはおかまい無しに、
今が今がと、
突き進む。
一世代先の事を考えて何か決定しているのさえ、
聞いた事が無い。
その代償は環境の問題に現れていている。
誰がどう考えても暑い。
夏の石窯ルームは怖い。
材料が手に入りにくくなってきた。
逆に言うと、
非常に解りやすい時代なのかもしれません。
少しぐらい、
出来ることぐらいは、
始めないといけないと思う。
孫に会わせる顔がありません。
例えば石窯で大きなパンだけを焼くとする。
ミキサーが回っている時間は4分の1くらいでいい、
冷蔵庫は今の10分の一でいい、
冷凍庫は今の5分の一でいい、
ホイロはいらない、
ガスもひかなくてもいい、
毎日出すゴミも10分の一ぐらいになる、
もっと減るかも。
薪で窯をあたためて、
部屋をあたためて、
お湯も沸かせる。充分だ。
薪の出す二酸化炭素は、
排出量にはカウントされない。
屋根に太陽パネルを置けば、
使う電力は十分まかなえそうな気がする。
いろんな業界でこういう動きが出てき始める時代だと思います。
こっちに進んだ方が、
なんだか、
ワクワクしてくるのです。
(写真:昨年フランス研修で行ったパン屋は、 
    何百年前と変わってなさそうで、何百年先もありそうで、
    シンプルで豊かな気持ちがしました。)
「石窯で焼く天然酵母パン/Boulangerie deRien」

6件のコメント

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それをシンプルで豊かだと感じる人もいれば
ものがあふれていないと豊かではないと感じる人もいますよね

実践は誰にでもできることではないけど
重要なことです
それ「プラス」
教育を変える必要があると、わたしは思います

まずは自分の子供から
そして私の接する人たちから

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明らかに時代は変わってきていますね。
できることは人それぞれだと思います。そして使命感だけでは長続きしないとも思います。
重要なのは、いかにその状況を楽しめるかにあるのかも。

私は田舎暮らししながら石窯でパンを焼きたいです。
ワクワクします。

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kakkuuさん>>
そうですよね。
教育とは大人の背中だ!
と何かの本で読みました。
そういうことですよねー。

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kanonさん>>
そうですよね。
求道すなわち道なのだ!
と何かの本で読みました(本ばかり。。)
目指して最初に一歩を進んだら、
それで良いのだと思っております。
ワクワク大事ですよね!

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「求道すでに道である」 宮澤賢治の「農民芸術概論綱要」ですね。

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